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2012年 09月 16日
地理というか津軽の位置関係がよくわかってなかったのですが、今回の旅でよくわかりました。
弘前から黒石はさほど遠くなく、以前は弘前城に対峙するように美しい黒石城があったそうです。 などと運転手さんのふるさとを愛するお話を聞きつつ車窓の景色を眺めていたら何やら先のほうに天守閣のようなものが見えます。 「ああ、それは田舎館村の役場、前を通るから停まるね」 と役場の前で停車、「写真撮ってきたら」とのことで一枚。 戻るとすぐ走りだし、「あそこは田んぼアートで有名、役場の天守閣からきれいに見えるよ」 えーー、見たかった!! 今年は大好きな七福神で宝船だったのに~。 飯館村、と村で独立してる役場も見てみたかったしと未練たらしく言っても、「ほれ、この先がこどものころ川遊びした浅瀬石川だあ」 あっちにそれこっちにと幼少のころの思い出を混ぜて説明してくれますが、停まったのは高台の殺風景なところ。 ここに黒石城があったとかで、黒い美しい弘前城に負けないお城だったとしばらく運転手さん力説。 ご先祖は武士で武家屋敷跡に先代が住んでいたとか。 うーん、黒石の史跡や歴史を学ぶより、どこかで写真を…。 でも東京で数年暮したけど我故郷黒石くらいいところはないよと熱心に話されたので、二週間たっても運転手さんの言葉が浮かんできます。 やっとこみせ通りという商店街だったところに案内されました。 各店の軒先に屋根があり、いわば木製アーケードです。 こどもの頃ずっと続くこみせが子供たちの社交場遊び場で、雪でもここで遊べたんだと運転手さんは得意そうに話されました。 古い町並みでこんな立派な木製アーケードなるものを見たのははじめて。 通りの裏の広場には黒石ゆかりの四大作曲家歌碑顕彰碑があります。 運転手さんが説明してくれるのですが、あまり知らないというかわからないのでリンクを。 すぐ横には、日本三大流し踊りのひとつといわれる”黒石よされ”のモニュメント。 黒石の短い夏は、黒石ねぶた祭り、黒石よされ、大川原の火流しで過ぎていきます。 こみせ通りの黒石藩ご用達米問屋、今は庭を眺めての甘味処となっています。 月見の天井が作られていたり、これは低めのカーブ状になった天井は興味深い造りでした。 通りには造り酒屋が二軒あり一軒はドラマのロケ地とかでもう一軒に。 先ほどの高橋家もそうでしたが、ここも奥には庭が広がり豪商だったんだなあと当時が偲ばれます。 お帳場跡には二人で使用と思うような長いそろばんと木の下駄が置いてありました。 この下駄はいまでいうスケート靴。 そろそろ時間と、黒石を後にしてひとまず宿に。 お奨めの居酒屋を聞こうと思っていたのに、残念ながらご主人は会で留守。 行く途中道を聞いた人が、「ああ、あそこは美味しいですよ」 に気をよくし『すずめのお宿』にたどり着きました。 運よく空き席がありましたが、よく繁盛しています。 女将さんも板さんもきびきびとして、きれいな店内でコースのみ。 失敗してもと一番安いのをお願いしたら、最初の小鉢から上品で美味しい。 あいなめの吸い物、鰆の西京焼き、このモズクも地元や魚も近海でとれたもの。 味も薄味で好みでしたし、鰆の漬け味噌は自家製で上に薄いくず餡ののった手間のかかった一品でした。 感動したのはズッキニーの花の素揚げにかぼちゃ餡が入ったもの。 花の食感と薄甘い餡がマッチして思わず美味しい~。 フランスのマルシェでズッキニーの花を見かけどうやって食べるのかと思っていたので、ちょっと感激。 女将さんに言ったら、近くの農家さんに頼んで毎朝届けてもらうそう。 別料金でご飯や香の物がつくそうですが、それはお断りしてもう一軒はしご? ご当地B級グルメの”いがめんち”と今が旬の”嶽きみ(とうもろこし)”を肴にいただきました。 横にいた地元の方が、「弘前来るならぜひ紅葉のとき、それから冬の地吹雪体験を」 宿まで歩きながら、T姐と一月にある大人の休日倶楽部で再びと早くも津軽気分~。 翌朝は散歩を兼ねて、『津軽藩ねぷた村』に。 佞武多の実演とかがあり、扇型ねぷたは弘前で黒石になると大きく立った立ちねぷた、青森などは人形型。 扇の全面には武将や強そうなエネルギシュな絵ですが、裏面は送り絵といって美しい女性の絵となっています。 お囃子の笛に「ねぷた」と書いてあり「ねぶた」ではないのですかと尋ねたら、どうやら方言の違いのようです。 『津軽藩ねぶた村』は民工芸品の作るのを見ることができたり津軽三味線の演奏があったり、産直のお店もありここで津軽をしっかり体験でsきます。 宿を後に駅に行く前に旅の〆のお茶の時間、ですが濃いほうじ茶とかではなくこれで珈琲です。 弘前には洋館がいくつも現存されていたりフランス料理店も多く洋館とフランス料理の街、珈琲の街でも。 これは弘前藩士が飲んだといわれる「藩士の珈琲」 さて弘前駅から奥羽本線で新幹線の駅新青森まで。 けどその前に、これ。 旅先ではうわさの豆大福(今回は×)おにぎりは必ずチェツクの二人、忘れないようこれを買い込み一安心。 暑くて嫌になりつつ、楽しい大人の休日はそろそろ終わりとなりました。 あっ、最後にクイズ、 弘前の次駅「撫牛子」、この駅名何と読むでしょう? その時覚えていたのに早くも忘れていましたが、難読駅のひとつで「ないじょうし」
by o-hikidashi
| 2012-09-16 16:36
| 旅
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Comments(7)
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weloveai at 2012-09-17 11:22
何処にコメント入れようかと、うろうろしてね。(笑)
4日間なんて思えない充実の旅 旅の下調べもしかりでしょうから、ピンポイントで回られてきたのでしょう。 旅先で次来る時期を決めてるんですからね。
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長い旅行記を楽しくよませていただきました。
運転手さんのおかげで黒石も深く知り? 青森で私が行ったところでは丸山遺跡が印象深かった。 日本海側には行ったことがないので五能線とか太宰治の生家など、行ってみたいところです。 初孫が昨日盛岡で生まれました。 病院に会いにいきます。 光源社寄ってきます。 大人の休日クラブのジパング会員(60歳以上)は日本中、 お正月、お盆、ゴールデンウィークの時期を抜かせば、30パーセント引きになるので 馬鹿になりません。 四国まで深夜バスを使うことが多かったですが 3割引になると新幹線でもさほど変わらないから 今度からは新幹線を使うことが多くなると思います。
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うらら
at 2012-09-18 08:22
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>weloveaiさん
いつも写真の多い長ったらしい旅の報告で…--。 でも以前2,3の方から、「自分は旅に出ることありません。でもこちらのブログで一緒に旅しているような気分になれます」 なんていただいたものですから、ついつい。 今回弘前を選んだのは、桜の時に弘前城を見ただけで終わっていたから。 雰囲気もよく、古い建物大好きには嬉しい町です。
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うらら
at 2012-09-18 08:34
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>つつじさん
初孫のお誕生、おめでとうございます~。 盛岡、鮭が泳ぐ川や石割桜も印象的でした。 最初に盛岡を訪問したのは、好きな画家「深沢紅子野の花美術館」に行きたくて。 駅から北上川を渡り中津川沿いにあります。 絵の数が少なくがっかりしたのですが、晩年に火事にあいかなりの絵を焼失されていました。 大人の休日倶楽部、つつじさんならではの過ごし方で楽しく拝見させていただきました。 三割引きもあと17回の残っています。^^ 歳を重ねればジパング会員になれる、これだけでもシニアっていいなと。^^
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hakutou5 at 2012-09-18 14:57
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うらら
at 2012-09-20 08:43
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>hakutou5さん
旅の初日は福島泊でしたよ~。 弘前在住の方が言うには、桜もいいけどお城の紅葉も素晴らしいとのこと。 田舎館村、周りが合併して市になっているのに村で頑張っていてかっjこいい? ねぶたのお囃子もノレましたが、津軽三味線にもノリノリ~。^^
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grmay6 at 2012-09-24 21:22
青森の八戸に3年ほど住みましたので、懐かしく拝見しましたが、知らない所も多かったですね。
いまこの時分はりんごの津軽が最高に美味しい時です。懐かしいですね。
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