カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... フォロー中のブログ
春夏秋冬 ●E・E・Ede ニット... チョビりくに癒される毎日・・・ 押し花おばさんの気まぐれブログ 楽・遊・学・ビバ人生!! ポーチ ド ポッチ(ブログ) 古道具ときどき猫。 cool witch うみひこの気まぐれフォト kzm's 雑記帖 風のとおる家から 侘助つれづれ オアシスへの旅3 ポルトガル便り~ヨーロッ... ウェスタンニューヨークの... 春のよき日に vol.4 England そして ... Non1979's Blog 何でもブログver2 北鎌倉のお庭の台所・藤田... ゆうさんちのご飯日記 3 ひきだしブログ
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2015年 03月 09日
越後湯沢に行く目的の一つは、冬の風物詩”雪ざらし”を見る。
ということで以前観光課にたずねたら、いまは越後上布がなくやってませんとのこと。 仕方なくこんな感じ、とポスターを写して。 ・雪ざらし 雪晒(ゆきざらし)とは、国重要無形文化財指定・ユネスコ無形文化遺産登録の越後上布の最後の生産工程です。 小千谷縮(おぢやちぢみ)や越後上布(えちごじょうふ)に用いられる漂白方法で、積雪の上に麻の布や糸を広げ、一週間から十日太陽光線によって漂白することをいい江戸時代より伝わっています。 雪が紫外線を反射することを利用し、晴れた日に雪の上に麻織物などを並べると発生するオゾンには殺菌漂白作用があり、麻の染めていない部分の色素が抜けて雪のように真っ白になります。 雪ざらしは見えないけれど越後湯沢のお隣り六日町にある織りの文化館『塩沢つむぎ記念館』二階に。 苧麻(ちょま:イラクサ科の多年生植物)の茎の靭皮繊維(外皮の下にある柔らかい内皮)を細く裂いたものを指で撚りつなぐ過程。 ”糸積み”といい独特の結び方で一本になっていきます。 糸の毛羽立ちを押さえて、強く切れにくいものにするために、滑車のような器具に糸を取りつけ回転させながら、 均一な強さで糸に撚りをかけていきます。 撚りが甘いと糸が弱く織りにくくなり、強いと織る時に絣を合わせるのが難しくなります。 細いこの糸を使って織っていくのですが…細かな仕事です。 苧麻や大麻、亜麻なども詳しく展示されています。 リトアニアに咲くフラックスをみたいと旅したけど時期早し、亜麻の説明の下の写真にはその水色の花が咲いていました。 本塩沢、塩沢紬、夏塩沢などが展示され違いがわかります。 各格子の織り見本。 丁寧に説明してくださりお礼を言って階下に下りようとしたら、団体の外人客。 一階には塩沢紬を使った小物や反物が展示即売されています。 古い塩沢紬に押し花。 oshibanaさん、これはいかがでしょう~。^^ 越後湯沢の駅に移動し、上越新幹線で大宮まで出たら東北新幹線で先生宅に。 待ち時間駅構内をうろうろ、野菜や土産物がたくさん並んでいます。 肉厚の”八色しいたけ”は昨夜も出ていたし以前も地元野菜としていただきました。 奥をみるとまだまだ続きます。広ーい! さすが酒どころ、飲み潰れたお兄さんたち「迎え酒したらー」 夕べのお酒も美味しかったなあ・・・、でも先生宅まではレンタカー運転ゆえ昼酒はいただきません! 接続も順調に先生宅に到着し、皆で『ジョイヤミーア』で乾杯~(もちろん水)。 仕事も旅も、駆け足なり。
by o-hikidashi
| 2015-03-09 16:25
| 旅
|
Comments(10)
Commented
by
oshibanayoshimi at 2015-03-09 19:23
姫ウツギを塩沢紬に・・・・・勿体ない!!!
これ、我々の流儀の、教材額です。 なかなかお洒落です!
0
こんにちは!
しばらく更新がないと思っていたら あちらこちらとお忙しくされていたのですね~! 「雪ざらし」のように手間の割には効率の悪い作業は どんどん消えて行き、残念ですね~。 学生時代、織科だった私は糸をつむいだり染めたりしていました。スェーデン製の織り機でしたがそれでも織るのに相当の時間をかけていました。 和の織り機に通す糸はさらに繊細ですから、気の遠くなるような根気を必要とされますね。。 素敵な旅をされ、私もちょっと行ったような気になりました~(笑)。
Commented
by
sako375 at 2015-03-10 18:42
暫く拝見していない間、あちこちとお忙しかったのですね。
きちんと記録を残していらっしゃるのが、うららさんのすごいところです。 ワタシなんか、記録しても何が何だか、昨日のことも忘れさっておりますよ。 いつも、自分が出かけた気分になれます。どうも有り難う。
Commented
by
hakutou5 at 2015-03-11 14:56
Commented
by
aomeumi at 2015-03-12 21:21
青目
へえ〜、ほぅ〜と、ただただ感心・・・日本は素晴らしいですね。そして、私はなにも知らないんだなぁ・・・。若い人が引き継いでいるらしいことも、うれしいことですね。
Commented
by
o-hikidashi at 2015-03-14 07:29
>oshibanayoshimiさん
シツレイしました~。 とっくにこの方法で作られていたのですね。 小物大物が展示されている中でこの額が一番すっきりしてました。 ”ひめうつぎ”とすぐわかる、さすがoshibanaさん!
Commented
by
o-hikidashi at 2015-03-14 07:38
>komichiさん
織りを学ばれたのですか。 友人が卒論に絣、”弓ヶ浜絣”をテーマにし、バイトをしては織りの旅をしていました。 織りは着物を着るようになってから関心があり、ホント日本の織りは細かく素晴らしいですね。 ワタシもkomichiさんちで”展”の情報、ありがとうございます~。
Commented
by
o-hikidashi at 2015-03-14 07:52
>sako375さん
着物のセリで冗談のように「越後に持ってって雪ざらししたらきれいになるよー」 薄汚れたアンティークの越後上布が出品されるとそういわれるのでいつか見てみたいと。 季節と布、京都?でも友禅流しなんて風物詩のようなことがあったような。 すぐ忘れるので、見たことは書きながら思い出しています~。
Commented
by
o-hikidashi at 2015-03-14 07:56
>hakutouさん
「梅」もですが、「鶴」も。 六日町や魚沼の地酒をいただきましたが、鶴齢ってお酒を旅友が一番気に入っていました。 先日の件、ありがとうございました。 教えてくださった機種、あれこれ検索しています~。
Commented
by
o-hikidashi at 2015-03-14 08:02
>aomeumiさん
楽しい蚤の市のご報告、ため息で眺めました。 とても欲しかったミニミニカップ、ザンネン…。 出かけなきゃあ無理でした。 でもご盛況ぶりと楽しまれたご様子、こちらまでワクワクウキウキ~
|
ファン申請 |
||