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2015年 06月 16日
ウィリアム・モリスとは?
英国を代表する「モダンデザインの父」 19世紀イギリスの詩人・デザイナー・工芸家・社会主義者。粗悪な大量生産が溢れていた産業革命の時代に、手仕事の美しさ大切さを見直し生活と芸術の統一を主張した「アーン・アンド・クラフツ運動」の創始者。 生前は詩人として知られていたが、現在は植物や花をモチーフにした壁紙が有名。仲間と共に設立したモリス商会では刺繍、染織、カーペット、タペストリーなど幅広い工芸品に着手し、自ら試作開発し基礎を築いていった。 ロンドン博物化めぐりより 昨夜無事ホテルに到着後日一揉めしたのは、分厚いガイドブック担当の旅の相方Eが乗り換えの際機内に忘れてきていたこと。 旅のために?二人がスマホにしていたのに、ケチって国際ローミングサービスを申し込まず最後にWiFiでいいかと決めてしまったこと。 揉めても仕方ないし、で眠ったのですがツアーじゃないお気楽旅にこの二つは必須アイテムだったと旅の間と何度も後悔しました。 時差ボケもなく気持ちよく朝を迎え、機内モードのままスマホはカメラで活用とし腕時計を持ってきたEに「今何時?」 7時ということで、「じゃあ、まずはモリスギャラリーに行こう」 昨日空港で購入していたオイスタカードで地下鉄に乗り一つ目のキングス・クロス駅で乗り換え終点となるウォルサムストウセントラル駅で下車し、バスで向かいます。 ミーハーのワタシ、乗換駅のキングス・クロス駅には『ハリーポッター』の9と4分の3番線があるので写真撮りたいと陳情いたしましたが、却下。ーー まあ早く着いた方がよかろうと、駅からは博物館めぐりに書かれていた方法で駅前ロータリーからW11に乗ったのですが横にいた親子に尋ねたら「このままではだめ、降りて〇〇方向に歩きなさい」 到着翌日で体力あり、迷うのも嬉しい気分でロンドンの家を眺めたりでやっと門の前に着きました。 それにして前日京都は猛暑だったのにロンドンは寒い。 寒がりゆえ念のために持ってきていた ギャラリー玄関の扉の前に立ち10時のオープンまであと数分と待っていたら、中でいた人が首をふり「まだまだone hour 」 「一時間待てって?!おかしいやんもう10時なのに、寒いし早よ入れてくださーい」的陳情するも扉は閉まりました。 疑うはEの時計・・・、「あっ、アムステルダムで合わせたから一時間早かった!」 寒さに震えつつギャラリーのすぐ裏にある花畑に。 まず目についたのが色の濃いアザミ。 紫色の低い花が多いなかさし色のように黄色の花がところどころにあり、購入したカーテン”アイリス”も優しくお出迎え。 最後の白い小花は旅の行く先々の芝生のなかで愛らしく咲いていました。 ギャラリーの裏から、反対側(奥)には池があり柳の下で鴨の親子がのんびり浮かんでいます。 モリスは14歳から22歳までをこの家で暮らした。庭の池でボートを漕いだり友人と釣りを楽しんだり、冬場はスケートをして青年期を過ごしたモリス。鳥や植物、動物などをデザインに組み入れ創作活動を行ったモリスの自然に対する愛情はこの家で培われた。 ロンドン博物館めぐりより もうそろそろかなと時計を見たらまだ30分経過しただけ。 正面玄関脇が好みだったので写真を撮ろうと戻る途中、花の咲いた木の幹にええ感じの鳥の家発見。 それぞれの植物がさりげなく植えられているのですが煉瓦の壁に合って素敵でした。 手前の大きな葉の先に蕾があり、西洋アザミかな? 10時ジャストに扉は開き真っ先に飛び込んだのは先ほどの裏庭(ロードパーク)が眺められるティールーム。 地元ウォルサムストウの商店と提携し地産地消の食材にこだわっていますが、選んだのは暖かいミルクティーとナッツチョコレートケーキ。やれやれ ティールームすぐ脇の居間のような小部屋にケースが置かれていました。 よーく覗くと「ええー、さ、刺し子?!一目刺し?」 悲しいかなindigo(藍) と書かれてあるのはわかるけどまったくチンプンカンプン。 説明文を写真で持ち帰りましたが、ピンボケ。 ギャラリーにはわかりやすくモリスの業績やそこに至るまでのことなどスクリーンやモニターで丁寧に紹介しています。 大きなアイルランド地図の横にはモリスの旅した行程があり、モニター画面横には旅先の景色が流れます。 ここも無料ですが、ロンドンで驚いたことのひとつにギャラリーや博物館で子供たちがとても優遇されていること。 大人と一緒に見たり触ったり体験したり、この日も親子連れがモリスの版木を操作し体験していました。 モリスが階段の窓枠に腰掛けながら人生初の詩を綴ったという、窓枠から美しい裏庭が見える階段。 1F入口にある売店で薄いウィリアム・モリスの本やポストカードを購入し、二人無言でギャラりー前の停留所に。 すぐ来た赤い二階建てのバスにどこかで下りようと飛び乗りました。 ウィルアム・モリスの名言、だそう(ワタシ的にはどれもなかなかムツカシイ…) ・人生の中で最高に幸せであることは、人のために役に立つことと、規則正しく仕事をすることである。 ・仕事そのものに喜びを感じないのであれば、その仕事は為す価値がない。 ・役に立たないものや、美しいとは思わないものを家に置いてはならない。
by o-hikidashi
| 2015-06-16 14:37
| 旅 海外
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Comments(16)
旅のレポート、楽しみにお待ちしていました~♪
upまでのトラブル、いろいろお手間でおつかれさまでした~。 それにしても、ウィリアム・モリス・ギャラリーのある 環境が素晴らしいですね~☆ わたくしもお茶を飲みながら、しばらく佇んでいたい場所です~☆ 彼のテキスタイルは、いまも古さを感じさせずトラディッショナルな美しさが素敵で、自然のなかで育まれた感性が描いた普遍性を感じます~♪
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oshibanayoshimi at 2015-06-16 19:07
素晴らしい!!!
良い所にいかれましたね!!! うっとりと、何度も見ています。 アザミの下の黄色い花は、多分、多分ですよ、 "レオチノス""火焔着せ綿""ライオンズイアー"と呼ばれている花です。でも、私は朱色しか見たことが有りません。 全体を見たかったです!
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PochiPochi-2-s at 2015-06-16 21:52
こんばんは。
まさにイングリッシュガーデンですね。 憧れですが、日本では無理だとわかりました。 湿度が違いすぎます。 ウィリアムモリス、本当にいいですねぇ。 ここは是非行きたい所なのですが、ずいぶん郊外なので、 なかなか訪れる機会がなく… 以前、10日ほどロンドンだけにいたのですが… 今、たくさん撮ってこられた写真を見て楽しんでます。 BISES創刊準備号(1996年6月発行)にウィリアムモリスの特集 がくまれていたのを思い出しました。機会があれば、読まれる といいと思います。
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o-hikidashi at 2015-06-16 23:57
>komichiさん
ありがとうございます~。 ギャラリーオープンまでの寒かったこと、暖かいミルクティーは今回の旅でNOに美味しかったかも。 モリスをよく御存じなのですね。 ワタシは学生時代ではなく、金沢に行った際「モリス教会があるよ」とか雲仙に旅し雲仙観光ホテルのランチに寄ったらモリスの壁紙とかが販売されていて「モリスって?」 その後月刊誌のミセスにも何度かモリス特集が組まれよくわかってきました。 今回の旅、モリスギャラリーとはまた違った素敵なところに出かけています。 ブログ、見てくださいね~♪
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o-hikidashi at 2015-06-17 00:02
>oshibanayoshimiさん
以前にも書きましたが、今回の旅にyoshimiさんが来ていたらほとんどの花を教えてくださったのではと思いました。 キューガーデンでも見たことあるようだけど初めて?の花々に ほとんどローマ字読みのワタシにはわかるはずもなし。-- この黄色の花もまさに見たことあるようでないと撮ったのですが、さすが御見それいたしました!ありがとう~
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rui-studio at 2015-06-17 00:06
こんな感じーーー、こんな感じーーーとイングリッシュガーデンの美しさを堪能させていただき、
モリスがこういう環境で育って、優しげな植物が生まれるのだわということも感じました。 ハプニングはつきものだけどうららさんのはドッキドッキします。無事にお帰りで良かったーーー 1枚1枚の写真から風格のあるイギリスをかんじます。 赤いじゅうたんのヒースロー空港を出てから、 タクシーの運転手が偉そうな態度していたなぁーーーというのもイギリスの感想です。 それだけでもないのでしょうけど。
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o-hikidashi at 2015-06-17 00:12
>pochiposhi-2-sさん
振ってるかと思えば晴れ晴れたと思えば曇りの天気、湿度も水量もあってあんなに大きな葉や花木になるのでしょうか。 とにかくお茶碗くらいのケシやこちらで見かける雑草の葉がめちゃでかい~@@ モリスギャラリー、終点なんで遠いのかと思ったら意外に近い。 ラッセル・スクエア駅から行ったからかもしれませんが。 さっそくネットで調べたら”ビズ”ってガーデニングの本なのですね。 ワタシはよく特集が組まれるミセスで拝見していますが、こちらはファッション誌。 機会があれば読んでみたいとバックナンバーみたら、ありませんでした…。
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weloveai at 2015-06-17 05:11
旅は色々な事があるから面白いのでしょう。
優等生の旅を読みたいのなら雑誌を買えばいい、 うららさんの旅の報告は予期せぬことが起き、ハラハラしながら感動が伝わってくるところが親しみで、 おいそれと行けぬところを一緒に旅した気分にさせてくれる親しみの目線が好き。 ウィルアム・モリスの名言で3番目、 これが出来てたら私も違ってたかも(笑)。
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PochiPochi-2-s at 2015-06-17 14:56
こんにちは。
今日改めてロンドンの地下鉄マップを取り出して調べてみました。 キングスクロス駅から終点駅までという言葉にひかれて。 「な〜だ、行けたじゃない。あの時」と、ちょっと残念な気持ち になりました。私の友人の家は、ウエストハム駅近くだったので 地下鉄の乗り換えで簡単に行けました。 私の頭の中では、すごく遠い郊外という感じだったんです。 キューガーデンに行くよりかもっと近くだったと… 当時オリンピック前で地下鉄工事のためしょっちゅう電車が止まって いました。当日も、行きはストラッドフォード駅まで友人にお母さんに 車で送ってもらい行きました。帰りも所々電車が不通になっていたので 遠回りして帰ったのを覚えています。 “リベンジ旅行”をしたいところですが… いつかもう一度キューガーデン、湖水地方、ハワース村に行きたいと… ミセスでも特集をしていたのを今思い出しました。 o-hikidashisさんの言葉で。
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o-hikidashi at 2015-06-17 21:10
>rui-studioさん
ロンドンでいたのに自然に癒されて帰ってきました~。 ドキッドキはまだこれから。-- 嬉しいドキッもありますし、また読んでくださーい。 本を指さし単語並べて尋ねたけど、女性も男性若者も老人ももどの人も本当に快く答えてくれました。 心配そうにわかるまで説明してくれるし。 イギリス人は素晴らしい、紳士淑女ばかりと感謝の旅でしたヨ。
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o-hikidashi at 2015-06-17 21:16
>weloveaiさん
そうですね、ハラハラドキドキしたぶん楽しい思い出となって懐かしくなります~。 ワタシの旅にはブログにコメントくださった方が一緒です。 花や植物には〇〇さんたち、食べ物には〇○さん、インテリアや布、建物、そしてドッキリの時も。 旅先で、ブログを更新しながらも。 へへ、どのシーンにゆすらうめさんかはご想像にお任せいたしまーす。^^
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o-hikidashi at 2015-06-17 21:37
>pochipochi-2-sさん
コメントにワタシもロンドンの地図を引っ張りだし、ストラッドフォードを確認しました。 ガイドブックに地下鉄は工事とかで乗車できなくなることも多いと書かれていましたが、一度だけ警官が5、6人いて改札前で待たされました。 日本の地下鉄などよりずっとわかりやすいですネ。 ワタシも今回の旅で植物園が好きになりました。 京都府立植物園に今度寄ってみたい。 もちろん、キュー王立植物園もですが風景式庭園のストウヘッド、湖水地方やスコットランドも。 旅先でヒースの花ってとか咲く頃っていつだろうと話したけれど、それがハワード村なのですネ!
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PochiPochi-2-s at 2015-06-17 21:52
京都府立植物園もいいですね。
↑ごめんなさい。ハワードじゃなく、ハワースです。 ブロンテ姉妹の住んでいた村で、嵐が丘の舞台になった場所が あります。個人旅行だったので、ガイドを頼んで、ガイドの ヘレンさんと5時間余り、ヒースの丘を歩き回りました。 楽しかったですよ。もし行かれる時には、彼女のメールアドレスを 紹介します。素敵な女性でした。ヒースが咲き乱れるのは夏です。
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at 2015-06-17 23:08
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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o-hikidashi at 2015-06-18 10:20
>pochipochi-2-sさん
ハワース村ですね。 せっかちでおっちょこちょいゆえ、とくにアルファベット文字の間違いが多くて恥ずかしいデス。 嵐が丘でヒースの花咲く丘を勝手に想像した乙女の頃…。 今回ネットで「ああ、これが」と見ることができました。 ネットは便利だけど青目さんのように「牛のように記憶を反芻・・・楽しむ・・・???」もいいなあ。
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PochiPochi-2-s at 2015-06-18 10:54
私もで〜す!
どちらも。 打ち間違いと何度も記憶を楽しむ。 学生時代、初めて行ったカナダ旅行、いまだに鮮明に覚えています。 牛のように反芻して記憶を辿っているから??? 嫌いなこと嫌なことはすぐに忘れるのですがねぇ〜。 ぜひ行ってみてください。
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