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2016年 03月 08日
「万葉」は香川県で栽培されほとんどが県内で消費される讃岐の伝統的なお野菜です。 タカナの一種で冬に大きな葉をのばして育ち、東讃岐では「万葉(まんば)」、中讃岐では「千葉(せんば)」、西讃岐では「百華(ひゃっか)」と、地域によってその呼び方が違います。 採っても採っても次から次へと芽を出し葉をひろげるので、百や千や万、という言葉がつけらたそう。 万葉をつかった郷土料理は冬場のポピュラーな一品で、その名も「まんばのけんちゃん」 けんちゃんは人の名前ではなく、しっぽっく料理の「けんちん」がなまったもので油でいためた野菜と豆腐をくずし油あげなどと一緒に炊きます。 実家のある西讃では豆腐を雪が舞っているように見立て「ひゃっかの雪花(せっか)」とも。 友人から畑から採ってきたばかりのマンバをいただき、まずは専用の大鍋で茹でました。 茹でたものをたっぷりの水に漬けて一晩、明日はまんばのけんちゃんをどんと大鉢に盛って食卓に。 と長々書きましたが、茹でている万葉を見てふと思いました。 「この薄赤黒いアクの出た茹で汁、草木染めにならんかなあ」 すぐ刺し子の白糸を持って来てワクワクと浸しましたが・・・ごく薄い色がつくだけで染めにはなりませんでした・・・。 年明けに大瓶の栗の甘露煮をいただきました。 お節には栗きんとんの代わりに瓶の栗をさっと水にさらし、オーブンで一個ずつ焼きお重に。 注連縄飾りの松葉を一二本抜き焦げ目のついた栗の上に乗せ、お重の一隅に色を添えます。 でもお節はとっくに済み、さてどうやって食べようか・・・。 と思っていたところ新聞の料理欄にに『ヘーゼルナッツのチョコレート』というのを見つけ、「あ、これや!」 お節のときと同じように栗の表面をさっと洗い乾かして、湯煎したブラックチョコでコーティング。 頭の中では簡単にイメージ通りにできあがりあとは実行・・・のある日柚餅子などを持って来てくれる料理研究家(私称)の後輩Kちゃんが「いるぅ~」と。 「ああ、いいところに来てくれたわ。こんなんどうやろ?」と瓶栗をみせ、『栗甘露煮のチョコレート』構想を話したところ大きく頷き持ち帰ってくれました。 とこれも長々と書きましたが、写真は出かけてる時に仕事部屋にレシピ付きで置いてくれていたもの。 想像したレシピのはまずまず、Kちゃんの一手間二手間のレシピの方がずっと美味しい。ヤッパリネ 楽しみにつまんでいたらいつの間にか(甘いもの食べない人なのに)無い?! と、なんだかんだで日々は過ぎていきます。
by o-hikidashi
| 2016-03-08 08:00
| 食
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Comments(6)
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at 2016-03-08 12:21
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
へぇー、まんばって生命力が強いんだ~
八丈島のあしたばに似ていますね。 故郷の新潟では「おから」を「きらず」といい包丁で切らずに食べられるところから「雪花菜」の字をあててるようです。 ↓着物も帯もステキ。 唐織かと思ったら刺繍、豪華~。 袷の着物なら何時でも着られるのもいいですね!! ふふっ、私もいったんもめんPに加えてくださいませ。
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o-hikidashi at 2016-03-09 09:24
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o-hikidashi at 2016-03-09 09:34
>白いねこさん
濃い緑に砕かれた豆腐はまさに雪花(せっか)。 ところかわっての切らず…もなるほどですネ。 新潟に行った際ホシナやウチマメを食べましたが、厳しい冬の食文化?を知りました。 刺繍は手刺繍ではない(これだけ刺すとなったら@@の金額でしょうし)けど、柔らかく締めやすく花々を巻いてるようで気が華やぎます~。 いったんもめんPに加わっていただくには、白いねこさんはお目目パッチリなのでブッブー、でーす。^^
こんばんは!
「万葉」って、初めて聞きました! 野沢菜の様な感じなんでしょうね~。 歯ごたえもあって、わたくしは好きになりそうです~☆ 前頁の刺繡帯、見事ですね! それに前の方が気に入って締めてくださったおかげもあって ちょうど結びやすくなっている様子。 小粋なうららさんの着物姿が浮かびます~♪ 絵画も着物も人から人へ旅をするんですね~。
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o-hikidashi at 2016-03-10 21:51
>komichiさん
万葉は讃岐人の冬の食卓には欠かせない郷土料理のひとつです。 味付けにみりんが入っているのもあったりと各家庭の味が。 炊いたもの以外に漬物にしたのも時に友人からいただきます。 きものに興味を持ち始めた頃、「着物はきてもらいたい人のところに」ってホントかなー。 でもそう思える帯やきものがあり、この帯の持ち主から感謝されつつ安く購入したけど今はこちらが感謝です~。
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