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2016年 03月 22日
京阪五条駅でおり五条坂に沿って歩いていくと、住宅地の中に『河合寛次郎記念館』
京都好きの友人たちからも、いつも行く和のお店で知り合った旅のご夫婦からも「京都に来たら寄っています」 一日フリーの、行くなら今日でしょの気分で。 懐かしいような家の中はまだ餅花が飾られ、珍しい注連縄飾りも。 まだ氏が生活してるかのよう。 河井寬次郎が新聞紙上に提供していた小間絵(こまえ)という挿絵です。 上手いなあ・・・思わずミュージアムグッズで販売されていたシールを。 なんたって気に入ったのは赤い釉薬の辰砂(しんしゃ)の金魚。 ぽてっとしたフォルムも可愛いし色も好きな辰砂だし・・・しばらくケースの前で眺めました。 庭を挟んで奥に進むと窯があり、その先には大きな登り窯がそのまま残されています。 「仕事が暮らし 暮らしが仕事」河合寛次郎の言葉が聞こえてきそう。 凛とした仕事場にはんなり色を添える木瓜の花。 「刺し子が映えるね」などと話しながらひとまず休憩し、どこか車で椿の美しいところに・・・。 「法然院に行こうか」と走り出したものの「何回か行ってるしねー」と助手席の方は気がのらないみたい。 鷹峯は行ったことがないというので、即行き先決定。 駐車場に車を置きましたが、先ほどと違って見学者は誰もいません。 受付でチケット購入、本堂の渡り廊下をくぐり進むと幾つかの茶室で構成された庭園がああります。 紅い花は一輪もなく、馬酔木はあちこちに植わっていて満開。 光悦寺は、徳川家康が本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)に鷹峯三山(鷹ヶ峰・鷲ヶ峰・天ヶ峰)が見れるこの地を与えた事が始まりと伝えられています。 竹で組んだ有名な光悦垣、紅葉の季節には絶妙のコントラストを生み出し多くの観光客が訪れます。 本阿弥光悦はここに職人を集め工芸集落とし、後に日蓮宗光悦寺となりました。 眼下に市中が見え、少しずれると目の前には鷹峯三山。 車はそのままですぐ近くの源光庵に。 怖い看板ですが、源光庵の天井に血痕が付いていて、血天井と呼ばれています。 実は、京都・伏見桃山城の遺構だそうでちょっと詳しく。 慶長5(1600)年、徳川家康の忠臣であった鳥居彦右衛門元忠の一党の約1800人が、石田三成の軍勢と交戦し、多くの武将が討死し生き残ったおよそ380人全員も自刃、流れた血痕が床に残されました。 亡くなった一党の魂を冥福しようと、血痕の残された床板は5つの寺院にわけられ、一部が源光庵にも奉納されました。 そして床板を天井にあげ、一党の魂の供養が行われました。ところどころに血で染まった足跡がありますが、それはここ源光庵にしか残されていないのだとか。 (京都わかさ生活より一部抜粋) サハラ砂漠のアプリコットカラーのような砂が敷かれた門をくぐります。 書の襖や寒山拾得の掛け軸を眺め、例の窓のところに。 皆さんスマホで写されていた、「迷いの窓」と「悟りの窓」 本堂の庭に向かった壁面には仏や禅の教えを象徴した丸い窓と四角い窓が開けられています。 丸い窓は「悟りの窓」で何事にもとらわれないおおらかな気持ちを「禅と円通」の心で。 角窓は「迷いの窓」といわれ生きることや病、死ぬことなど日々のさまざまな苦しみの「人間の生涯」を表しています。 ここも紅葉の名所で、丸や四角からの交渉した紅葉のポスターはよく見かけます。 この窓はなんと呼べば・・・なんてそろそろ帰ろう。 来るとき気になったお店にも寄りたいし。 我ながら食い物の動体視力は衰えてないようで、「餅」の一字を見逃していません。 とても愛想のいい方で「御土居餅はなあ、前よく見てみはったらええよ」 「タモリさんが寄ってくれたんよ」 よじ登って夕暮れの逆光で撮ったけどなんのことかよくわからず。 こんな感じで、前の土手をかたどっているのか楕円の筒型の豆大福土か枯草できな粉かな? あとで知人と話していたら「先日鷹峯の御土居を見に行ってきた」 ブラタモリで詳しく説明されていました。 日も暮れかかり車を置いて、さて今夜の食事はいつもの洋のお店に。 ビル脇の菫、色もいいけどいい香りがします。 階段の花は、こでまりと菊桃だそうで、この前の紅いのは唐桃だそう。 ゆっくり食事を楽しみ至福のひととき・・・。 足摺は六時間、本日は一日でまたまた長いブログになりましたが、京都気分を味わっていただけたらなあ。
by o-hikidashi
| 2016-03-22 10:17
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Comments(2)
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by
aomeumi at 2016-03-22 19:01
青目
鷹峯・・・友人が住んでいてよく行きました。光悦寺も大好き・・・亡くなりましたけれど。そうだ、イザベルがきたときにここに連れて行こう。きっと空いているに違いありません。芸術村 ? の近くに夜桜を観ながらすき焼き食べられるところがあります。どうかしら・・・京都行きが楽しみです
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by
o-hikidashi at 2016-03-24 00:36
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