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2017年 05月 27日
「本日は十二湖を散策して五能線に少し乗り、深浦で鮭のチャンチャン焼の昼食のあと十三湖に寄り竜飛岬を目指しまーす」 早い朝食を終えすぐ出発、このツアーは移動距離が長いので売れっ子女優並みのスケジュールとか。 大潟村の説明を聞きながらバスは進み能代でトイレ休憩、またまた走りながら白神山地のあれこれを話してくれます。 十二湖は白神山地の西側に位置し江戸時代の地震によって川がせき止められできた湖沼で33ありますが、中腹から眺めると小さい池は森に隠れ大きな池だけが12見えたから”十二湖”となりました。 「ぶなって漢字わかりますか?」 木へんに無い、材木にするには水を含みすぎなどと良いところがない木です。 白神山地にも天然のブナ林が広範囲に広がっていましたが、戦後大規模に伐採始まりました。 ところが魚が育たないと漁師の反対や保護運動の抵抗によりまとまったぶなの天然林が残されユネスコ世界遺産に登録となりました。 などと説明を聞いているうちに到着し、解説員と一緒の散策のはじまりです。 各池には名前がついていて鶏頭場(けとば)の池に沿った巨木のブナ。 まだらのような樹皮が特徴です。 歩道わきで目立つ大きな葉の植物は矢車に似ているのでヤグルマソウ。 巨木の根元にはわかりやすく書かれたプレート。 枯れて折れた木にまた枝が伸びて、の木はカツラです。 ハート形の葉のカツラには芳香成分があり、秋の黄葉の時期に落葉しマットができた後の雨上がりが一番よく香るそう。 「キャラメルのような甘い香りです」 太陽に透かせて見上げる紅葉も深呼吸したくなるような美しさ。 えーと、この花木は〇〇カメ?と言ったような…。ドワスレ アカショウビンの声が響き渡り…ああいいいなあ。 説明書きを読んでいたら後続の案内人の「大町桂月の石碑です」に即反応。 学生時代青森を旅して桂月を知りそれからのファンですー。 大正11年11月大町桂月はこの地を訪れ「日暮し山の眺望、湖畔群の幽闇、紅葉の残照など十二湖は天下の奇観である。他日、必ず天下にその名を知られるであろう」と称え、昭和28年県立公園に認定されました。 石碑の句は「山の中 三十三湖 紅葉かな」 切り株を写し厳しい自然を想っていたら「あら、りんどう!」 よく見ないとわからない小さなリンドウ。 ほかのツアーのメンバーで埼玉から来たとママ友4人組(もちろんシニアでございます)が教えてくれた延齢草(えんれいそう)。 休憩所キョロロで添乗員さんおすすめの深浦人参のジュースでのどを潤します。 風待ちの港深浦にある円覚寺(えんがくじ)は征夷大将軍坂上田村麻呂が建立の県内屈指の古刹。 北前船の祈願寺とあって参拝したかったのですが、雪の時は列車で通過今回もツアー故無理。 でも昼食会場のフロントで資料を見ることができました。 鮭のチャンチャン焼きの昼食後、竜飛岬を目指して出発です。
by o-hikidashi
| 2017-05-27 12:51
| 旅
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Comments(7)
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oshibanayoshimi at 2017-05-27 21:31
きれいな空気をお腹いっぱい吸って、体が浄化されたでしよう!!!
神秘の青池、本当に神秘的!!! この竜胆、葉っぱが普通じゃないですね・・・春竜胆でもないように見えますし、秋の竜胆の色では無いし、神秘の土地の竜胆は、謎の花です。 〇〇カメ?は・・・花が咲いた後ですか?
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PochiPochi-2-s at 2017-05-27 23:27
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PochiPochi-2-s at 2017-05-28 08:16
おはようございます。言い忘れていました。
"◯◯カメ" は "オオカメノキ" です。 ムシカリともいいます。 葉っぱが亀の甲羅に似ているからとか。 山に中に生えています。 つい最近絵に描きました。 花は紫陽花、ノリウツギなどに似ています。
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o-hikidashi at 2017-05-28 10:52
>oshibanayoshimiさん
>>oshibanayoshimiさん 先に続きをとブログを書き更新間際で消えてしまいました。 その後コメントをと思ったら画面が動かず…。 パソコンがもう寿命かも? 白神山地も人気のようで、この日も次々大型バスが着きシニア大集合でした。 友人連れやご夫婦…ちょっと?の妙齢のカップルなどなどどこもどこも旅好きのシニアで賑わっておりました。 青池までの散策コース、もっとゆっくり自然の中で過ごしたかったです~。
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o-hikidashi at 2017-05-28 10:58
> PochiPochi-2-sさん
オオカメノキ…姉からカメがついてオオカメ何々と聞いたのですがその何々がわからなくて。 「リンドウが咲いてますよ」としか聞かず…フデリンドウってかわいい名前ですね。 先日の岡山森林植物園、じっくり拝見済みです。 それを絵にされるんだから素晴らしいですー。
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oshibanayoshimi at 2017-05-28 13:40
オオカメノキ、だったのですね!!!
ガマズミかな? と、思いましたが、花がわからず、確信が持てませんでした。 まんざら遠くはありませんでした。 オオカメノキはガマズミ属ですから・・・ フデリンドウは、見たことがありませんでした。 葉っぱが全く違いますね! 見せていただき、ありがとうございました。 pochipochi様にも、御礼申し上げます。 ありがとうございます。
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o-hikidashi at 2017-05-31 12:42
>oshibanayoshimiさん
私もわからなくて調べた際、葉の形が似ているのでガマズミかなとも。 写真を撮ったり道草していて聞けなかったのですが、姉はおとなしいので「よく聞こえなかった…」で諦めてしまいました。 でもお二人が関心を持ってくださったので名前がわかり、すっきりしました。 ありがとうございますー☆
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