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2017年 06月 02日
大間岬に向かう途中の大間港。 ここからマグロ漁船が出港するのかなあ…。 ガイドさんによるとこの辺りに住む人々は病院や買い物などは青森市ではなく船で函館市に行くそうです。 灯台は入道崎と同じ白黒のツートン。 雪の時によく見えるように黒や赤の縞にしているそうです。 沖の弁天島にある大間埼灯台、大間崎は本州最北端で夜になると函館の夜景が見えるとか。 岬の先には大きな440キロのマグロモニュメント、横には一本釣りの逞しい漁師の腕。 本州中部では30度以上の真夏日とニュースで流れていましたが、肌寒くてパーカーを羽織りました。 バスを停めた近辺には干物やウニが食べれるお店が数件。 「歯が黄色くなるくらいウニ食べたいー」 姉のおごりで一個注文、とげはまだ動いていました。 今夜の宿は風間浦村下風呂温泉郷のホテル。 下風呂温泉は室町時代から湯治場として栄えたみちのくの名湯です。 バスを降りると硫黄の匂いがほんのりと漂ってきました。 「ホテル反対側の坂道を上がったところに共同浴場もあります」 ということで、夕食まで時間もあるし共同浴場のいで湯坂まで散策。 トンネルはアーチ橋の一部で上には幻の大間線が。 幻の大間線 第二次大戦中に大間崎の軍施設まで鉄道建設が進められたものの、戦況の悪化で工事が中断。 昭和12年に工事が開始され2年後大畑線(下北 - 大畑間)が開通。 大畑以北も工事が進められ路盤の大半が完成し、終点の大間以外は駅も建設され僅かな未着工部分を残すのみとなるが、昭和18年に戦時中の鉄不足により工事は中断、その後再開されることなく放置された。 青函トンネルの計画の東ルート案ではこの区間を通ることになっていたが西ルート決定で大間線は未完に終わった。 下風呂駅ホーム跡はメモリアルロードになっています。 ホームに沿った家は空き家のようですが、庭の花々は主なくとも遅い春を楽しんでいるような。 13連のアーチ橋の上、今にも列車が到着…ノスタルジックなホームに今にも列車が入ってきそう。 でも線路は数メートル続いているだけ…。 汐見坂と書かれた木段を降りていくとホテル前の国道に。 ”新島襄記念碑”とあったのでそばの郵便居の方に位置を尋ねたら、申し訳なさそうに「最近赴任してきたばかりでわかりません」 宿のフロントの方の説明によると、「船で江戸から箱館に向かう途中、強風と津軽海峡の激しい潮流に箱館を目指していたが下風呂に寄港しここを気に入ったそうです。近くの公園に寄港記念碑が建ってから風間浦村と同志社大学との交流がはじまったそう。」 漁業組合の横には村おこしでやっている『烏賊様レース会場』があります。 会場名がイカサマレースとはうまい、座布団三枚~。 以下を棒でつついて競争さすそうです。 夕食にもウニ、横の小鉢のウニっぽく見えるのはアンコウの肝。 食事も美味しく、お風呂も白濁のいい湯でした。 文豪井上靖がこの地で湯に浸かり、『海峡』の最終章を書き上げたとか。 食事前就寝前朝と三回、長走行の疲れもあってかとれたみたいです今宵も9時前より爆睡ー。
by o-hikidashi
| 2017-06-02 00:04
| 旅
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Comments(4)
Commented
at 2017-06-02 06:03
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
marsha
at 2017-06-02 08:20
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大間のマグロにウニ、それに温泉と、贅沢この上ない旅でしたねー。
景色も良いに越したことはありませんが、私は温泉と食べ物が美味しければ他には特に求めません。 何と云っても食べ物が一番、次に温泉でしょう。 温泉は良いですねー。 ゆっくり浸かれましたか。 大きなウニですねー。こんなふうに半分に割って出すのですね。豪快で良いですねー。
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by
o-hikidashi at 2017-06-02 13:32
> hisley-bahana さん
「秘すれば花」でしたか!! うーん、白洲正子氏の世阿弥で読みましたが途中で我流解釈。 厳しい目でコメントくださるのは嬉しいというか感謝です。 有言やや不実行のやんちゃな私、 呆れられないように風姿花伝を読み直すべきか…。
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by
o-hikidashi at 2017-06-02 13:41
marsha さん
私も職が一番ですー。^^ 安ツアーですので、へややふろはそれなりでしたが食事は少し不満。 でしたが、この最後の夜でご機嫌。 「間はこんな風に空洞ですか?」と宿の方に尋ねたら「間には食べたものが詰まっていてそれを除いた状態」とか。 新鮮な地元料理に地酒…の夢はこの夜かないました~。 お湯も好みの白濁、浸かりながら新島襄も井上靖もこの地に…思えば遠くに行ったもんですー♪
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