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2017年 07月 14日
京都行きで同行のEさんは呑まない人なのでガッツリの夕食後早寝早起き。 朝目覚め、「そうだ!今日こそ淡路島の民俗資料館に寄ろう!」 京阪出町柳駅前のパン屋さんでお気に入りのクロワッサンや調理パンを買い込み車中食。 明石大橋を渡り北淡インターで下り少し走ると到着しました。 道路を挟んだ前の駐車場には地域のコミュニティの建物…ですが使われてなさそうで過疎を感じます。 館員の若い男性から簡単に民俗館の説明を聞いた後は自由に館内を回りました。 コレクターから寄贈されたものや不要になった小道具、島の成り立ちを簡潔に展示したコーナー。 この四角いざる(底に平行に丸竹)手芸途中のものを入れたりとか使いやすそう。 エコなハエ取り、下に砂糖水とかを入れておいてハエが入るとそこに落ちるそう。 裏には江戸中期の農家の母屋を移築し組み立てた藁ぶきの一軒家が建っています。 昔のおくどさん、ふすまを開放すると広い部屋になる畳の間、外の通路でのお手洗い。 葉っぱの間に手洗い鉢も見え、当時地元代議士の生家だったとか。 一回り見たところで、わくわくと本日の目的ドンザが展示されている部屋に戻ります。 花ふきんや鏡かけなど若いころに刺しましたが、私が刺し子に興味を持ったのは30年ほど前。 香川県の『瀬戸内海民俗資料館』で展示してあったすり切れたドンザに出会ってからです。 そこに展示されていたのは一枚だけでしたが、胴着全体に細かな縫い模様の刺し子に感動。 昨年北淡民俗資料館館にドンザがあると知りやってきたのですが、ここには状態のいいドンザが5点も展示されているのに驚きました。 2000年にはアメリカに貸し出しとも。 先ほどの館員さんに尋ねるととても詳しく教えてくれました。 淡路島は古くから遠洋漁業もやっていて生船(なません)または出買船(でがいぶね)で出漁していたそうです。 ドンザを着て漁をし出先や寄港地でもあった北前船でドンザが知られていったのかも。 10年ほど前福岡市博物館で大規模なドンザ展があり都合がつかなく断念したのですが、その時にもここから10点ほど出品されたそう。 展示品以外にまだ10着ほどあり、持ち主とともに埋葬されていたものが状態よく現存しているのは晴れ着感覚で着ていて各家の衣装箱にあったものだとか。 状態のいいドンザ、ここは市立ゆえ設備も40年が過ぎ展示するのは難しいとのこと。 ドンザは本やネットにアップせず個人で調べるのなら写真はいいとのことで、ゆっくり一枚一枚の模様を。 帰り間際に淡路島の由来や文化も詳しく教えていただきました。 淡路島にはたくさんのお寿司屋さんがあり値段もまちまち。 リーズナブル価格のお店を教えていただき昼食としましたが、やはり値段は正直…。 うーん、国生みの島で途中下車、これから癖になりそう…?
by o-hikidashi
| 2017-07-14 11:00
| Ns倶楽部
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Comments(10)
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at 2017-07-14 17:29
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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oshibanayoshimi at 2017-07-14 21:53
お暑うございます。
刺し子の丹前のような衣服を「ドンザ」と云うのですね。 教えていただき、ありがとうございます。 刺し子の丹前と思っていました。 藤のバスケット、竹の団扇たて、四角の手付きざる、見たことあります。(どれだけおばあさんかわかりますね) エコのハエトリ瓶も、かすかに覚えがあります。何かのお店に置いてあったと思います。 淡路島はお寿司屋さん、覚えておきます。私は、初海外旅行の淡路島で、魚屋さんの二階の食堂で、おさかな料理を食べました。何もかも美味しくて、感激したのを覚えています。
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marsha
at 2017-07-16 06:27
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淡路島は大昔、四国へ行った時に 駆け抜けただけです。
お魚は豊富でしょうから お寿司は美味しいでしょうね。 昔の道具類、懐かしいです。ハエ取り瓶と同じですが、柄の長いガラスのハエ取りフラスコと云うのがありました。天上に止まっているハエを取る道具です。 昔はハエも多かったですねー。ハエ取りリボン等というのもぶらさげておりました。 ドンザは刺し子がしてあって豪華ですね。作業にも外出にも防寒にもなった衣類なのですね。女性が心を込めて 一鍼一鍼刺した手の込んだ物だったのでしょうね。
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o-hikidashi at 2017-07-16 20:51
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o-hikidashi at 2017-07-16 21:01
>oshibanayoshimiさん
いえいえ私も田舎育ち故ほとんどわかりました。 ゆすらうめさんのところで「ひよっこ」の主題歌が選曲されていましたが、歌以上に流れる映像が面白いです。 何以下に書かれていましたが、かなり工夫し苦労したそうです。 最後のほうにトラックが走ってきますが、最初は荷台が空だったのをそろばん玉を二つ乗せたとか…。 歌を聴くより映像に夢中ですー♪ たいてい刺し子が東北地方のものとして紹介されたり書かれたりしているのに首をかしげています。 北前船で刺し子は東北の寄港地とかに伝わったのでは、なんてドンザを見るたびに思います。 福岡博物館にも10点ほどあるそうですので、いつか見てみたい。 いつの頃からか民俗資料館によることが多くなりましたー☆
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o-hikidashi at 2017-07-16 21:16
>marshaさん
さすがmarshaさん、国内外あちこちとよくご存じですね! 大昔、いえひと昔でも橋はついてなく高速道もなく…淡路島はかなり広い~。 「四国へ行ったときに駆け抜けた 」に想像して驚いています。 お魚は美味しく、神戸からなどのグルメご用達の?お寿司屋さんは値段も〇い!ですー。 先日いただいたところはウニ付きでさ切り身も厚く吸い物付きで〇いですよ。 でも自分だけでは高級寿司は罪悪感?あって食べれませーん。^^ 道具はoshibanaさんにコメントしたように私も大抵わかります。 そのフラスコみたいなのもかすかに覚えありますー。 なんたって田舎育ちですから都会よりかなり後まで使っていたと思いますヨ。 ドンザは漁師の(特に網元)奥さんやお母さんが丹精込めて刺し子をされたそうです。 なかには刺し子の上手な人に頼んでるものもあるそうですが。
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maribabalondon at 2017-07-17 09:23
漁師さん達が着ているあれ、
とんざと言うのですね。刺し子は布に耐久性を持たせるための知恵だったと聞いたことがあります。素晴らしいアイディアですよね。 ハエ取り面白いですね。なるほどと感心しました。 今日は大きいハエをラケット型の(電気が通る)ハエ殺し でバッシ(大きな音です)とやっつけました。 可愛そうなのでとどめも刺しました。 残忍な気持ちにさせるハエ殺しです。 砂糖水のワナのほうがいいかもしれません。
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m
at 2017-07-17 14:58
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ドンザが淡路島にあるのを知りました。四角い籠や藤のバスケット、炭籠もありました。藤のバスケットは今もあります。
祖父のものでおじいさんはあれを持って何処へ旅したのかしらと、ちょっとロマンを感じます。
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o-hikidashi at 2017-07-19 06:47
>maribabalondonさん
昨朝コメントの返事を書こうとしたのにメンテナンス中とかで画面がでません。 変わった画面が表示されるとおたおたしてしまいますー。 ドンザを始めてみたのは色の褪せたポロ着のようなものでした。 ここに展示されているものは状態もよく針目の違いがよくわかります。 東北の刺し子も資料館などで何度か見ましたが、ドンザの技法が好きです。 こぎん刺しや菱刺しは目も悪くなっているんで少し刺しただけで疲れますがこちらなら楽しめます。 庄内刺し子の流れを汲んでいるとみるべきか反対に上方の技法が瀬戸内を通り…のせとうち刺し子?なるものか…。 蠅取りも幾種か展示されていましたが、蠅の死骸がガラス越しに見える不潔感と残虐性?で敬遠されたのか? なんて消えていった物のことをついつい考えてしまいましたー。ーー
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o-hikidashi at 2017-07-19 06:52
>mさん
今まで通過するだけでしたが、この前お線香の産地を知り途中下車(高速道を)してから気になる島に。 mさんなら納得の美味しいお店も島のあちこちにあるようです。 水仙の美しい島と見に行ったことがある程度で気が付くのが遅すぎた感も。 古事記、日本書紀にもと歴史は古くこれから時間があれば寄ってみたい、なんて思っていますー。^^
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