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2008年 07月 18日
病院からの帰り、奮発して買ったメロンショートケーキ 母のことであれこれ思ったとき思うとき、『サルバコ』に行きます。 サルバコの中の『さるのぱんつ』(過去のことですが)を読み涙しイラストを見て涙し、そして心洗われて帰る。 会ったこともないさるちゃんの、そのときそのときの心が重なって悲しくなって、まあボチボチいこうなと頷きあって、現実に戻る感じ。 うーん、書くとなんか変な人みたいですね、私。 最近母の物忘れ同じことの繰り返し、すべてに言い返しわがままの頻度が多くなったと姉から怒りと悲しみの電話がよくあります。 母からは毎日同じ内容の電話が何度もあり話すので、日中を過ごす姉の気持ちがよくわかります。 今回認知に効く薬をくれる病院がみつかり、そこに連れて行きたいとの連絡がありました。 当日二人で行く予定でしたが、急遽姉がいけなくなり母と二人で行きました。 脳のレントゲンを撮ったり簡単なテストの経験はこれまでにもあり、その結果は正常から認知との境界線でずっときています。 母は病院に行く道中、何度も何の病院に行くのかと尋ねます。 痴呆になることを何よりも恐れていて(これは周りの人たちの親もそうだとのこと)、脚の痺れを診てもらいに行くと答えます。 何度も尋ねるので「認知の診断」というと「認知って何」を繰り返しごまかしているうちに病院に着きました。 「フルネームで呼びますが、ご了承ください」と受付けで言われ、行き先は「精神科」。 まず過去に頭を強打したことがないかとあり、あとは夜徘徊する、食べれないものを口に入れる、買い物ができない…etc.で問診票の症状にはほとんど該当なし。 待ち時間、母とゆっくり病院内の絵を見て歩きました。 母はレントゲン私はまた質問のあと、二人で担当の医師と、お決まりのテスト(簡易知能評価スケール)があります。 できないと痴呆の烙印が押されるのがわかっているのか、真剣に懸命に手を震わせて図を書きテストを受ける母。 心の中でお受験の子を見守るごとく、「どうかできますように」と祈りつつ、なんだか母がとてもかわいそうになってきました。 終了後、脳のレントゲンの詳しい説明もなく「認知の境界線ですね」 そして飲み始めたらやめてはいけない薬を出しましょう、そしてもう一度ここの診察を申し込んだ方と来てくださいと言われました。 姉のいう諸々の症状はあるにしろ、母は日々機嫌よく過ごしています。 毎日一緒に生活するものにとっては腹立たしいことも多いのもよくわかります。 でも自分のことは自分でするし、副作用があるかもしれない薬を飲ます必要があるのだろうか。 姉に診察結果を伝え、母のテストを受けていたときの様子を話しながら涙がでてきました。 「姉さんも私も80才過ぎたら今のお母さんくらいになると思う。それを子どもに連れられボケのテストを受けさせ薬を飲ませると想像したら、私たち姉妹はひどい子どもや」 もちろん姉は痴呆になりかかった今なら薬で何とかなると考えてのことです。 でも薬はアルツハイマー型認知証には進行を緩やかにする効果はあるけれど、老人の痴呆には関係ないと友人からも聞いているしそう書かれています。 一番の薬は家族や人と会話し、脳を活性化させること。 幸いにも母は昼間は自営の店で過ごすことに嬉々としているし、夜だけ仏壇があるからと自分の家で過ごしています。 そう過ごさせてくれる姉達に心から感謝しているし、できれば痴呆が進み問題が起きてくるまでこのままで過ごさせてあげたい。 旅には喜んでいくけれど、我が家に連れてきてもお店や仏壇、姉を気にして2日もすればすぐ帰ると言いだします。 最初に書いたさるちゃんのオババさん(おかあさん)は認知が進み施設で過ごしています。 時々笑顔のオババさんの写真を『さるのこしかけ』の日記でみかけほっとし嬉しくもあります。 サルちゃんのこともまったくわからなくて、抱いている人形にお姉さんの名前をつけていたりと苦笑しつつも日記を拝見し、いつかは母もそうなるんだろうかと姉に話したりもします。 姉も認知の薬を投与することになる前に、もう一度主治医の方の高度なレントゲンで撮った結果でアルツハイマー型なら薬をと納得してくれました。 すぐ主治医の方に診察を申し込んでくれるそうです。 私のブログに訪問してくださる方々も、身近に過去にこれからとあることではないでしょうか。 今日もこれから母のところに出かけるのですが、考えれば母のわがまま気ままは昔から。 認知をなかなか認知できない私は、姉と一緒に母の愚痴を聞いて話して、帰ってくることにします。 ストレス解消策の一つはおいしいものを食べること、なので「いっただきまーす}
by o-hikidashi
| 2008-07-18 07:10
| 日
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Comments(11)
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at 2008-07-18 23:41
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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at 2008-07-19 05:17
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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at 2008-07-19 05:28
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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at 2008-07-19 07:16
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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明美
at 2008-07-19 09:27
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どこに居ても穏やかなら良し。
人間らしく泣いたり笑ったりも良し。 年老いると一発正解は少なくなってきて 良い事が多い方を選択するのみ…… それでも どこで何があるかわからない……一発逆転もあるんだなぁ 小さな所に ふと目をやる いつもの視点があれば大丈夫と思います
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mimishimizu3 at 2008-07-19 11:29
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うらら
at 2008-07-20 08:53
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明美さん
「いつもの視線」ですね。 ありがとう。 コメントを拝見しながら、珍客があったり雑用などでパソコンの前にどっかと座ることなく過ぎて…。 さてコメントのお返事と思ったら、まさに「さるのぱんつ」にあるように自然に老いていくことのコメントが消えています。 痴呆をかくあるものと答えてくれていた、こまちさんのコメント…。 鍵コメさんからも励まされ考えらされるコメントをいただきました。 ベテラン(と書くのは失礼?)の明美さん、これからもアドバイスよろしくお願いいたします。
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うらら
at 2008-07-20 09:05
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mimishimizu3さん
そうでしたね。 離れて暮らすお母さまに「日々の思いを」って、毎日写真メールを送られたこと。 お話を伺ったとき、 mimishimizu3さんに出会ってよかったなあと思いました。 お散歩ネット、ありがとう~です。 空いた時間をみて作って、一回でも多く母に会い行こう、って思っています。 もし恋人がいたとしても、あれだけ熱烈に喜んでくれる人はいないでしょうし。^^;
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weloveai at 2008-07-20 15:03
母がお蔭様で元気なので他人事と思っていたのに、一人暮らしの叔母が入院し、介護4に認定されました。歩行はできず車椅子、オムツの状態ですから、今後は施設を探さなければならず、仕事前後に病院に通う日々。
親なら必死になるのかも知れないのに、母と正反対で我がままな性格の叔母には、そこまでの気持ちになれず、そんな自分がまた情けなくなって。 うららさんがお母様を思う気持ちに触れて、私ももっと優しい気持ちで接しなければと反省しきりです。
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at 2008-07-21 00:36
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