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2009年 06月 12日
散歩途中で立ち止まり、いくつかの鉢の中からどうしてもこれと買った母の紫陽花。 子供なら親の顔を見て諦めるけど、「年寄り三つ子」とはいえこの点では違う。 とめても諦めず(自分の財布はこういうことがあるので持たせない)買ってしまいました。 そして買ったことなど忘れてしまうのですが、美しい置き土産としていただきました。 この散歩途中若いお遍路さんを道の向こうに見つけ、「おせったい御接待、○ちゃん100円ちょうだい」 「あの人、こっちにはこんよ」 次は屋島寺、方向がちょっと違うと思ったのになぜかこちらに。 後方にあるホテルに宿泊とのことで、母曰くこれもご縁。 私も真似て100円、二人が手渡すと手を合わせ「ちょっと待ってください」となにやら書き始めました。 背中のリュックは汗で塩が吹き、赤黒く焼けた肌に歩き続けた長旅を感じます。 母の住む家の前は一般道ですが、遍路道です。 子供の頃から白装束の大遍路さんが通るのを見かけましたし、祖母にお接待を渡されお遍路さんを追っかけたものです。 その祖母の娘ですので、母はお遍路さんを見かけるとお接待は当然。 お大師様が印刷された札には、日付、住所、氏名、年令。 なんと宮城県仙台市、そして29歳。 お辞儀をしてホテルのほうに去っていきました。 こんなお札があるのは知らなかったけど、母はお接待すると時にいただくそう。 このお札も母の置き土産として、本棚の神聖な?場所におきました。 あのあと彼は屋島寺、志度寺、長尾寺そして遍路ころがしの急で長い山道を歩き八十八番目の結願寺大窪寺を参拝し、今頃は仙台それとも高野山か…。
by o-hikidashi
| 2009-06-12 08:40
| 物
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Comments(4)
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mimishimizu3 at 2009-06-13 17:07
いい習慣ですね。「お接待」なんとやさしい言葉なのでしょう。
世知辛い世の中に、こうしたことがまだ続けられていることに、ほっとするのは私だけではないでしょう。 お母様の「置き土産」・・・きっと忘れられないお土産になることでしょう。
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weloveai at 2009-06-14 06:31
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うらら
at 2009-06-14 21:59
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mimishimizu3 さん
四国遍路にきた人から、お接待に最初は驚いたと言われました。 でもそれからお接待の持つ温かさやさしさなどがわかり感動したとか。 mimishimizu3さんのお母さまへの毎日一枚の写真便り。 素晴らしい置き(置かれ)土産ですよね。 母が帰った後、できないのに「毎日一枚の写真便り」のことを思い出します。
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うらら
at 2009-06-14 22:05
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weloveai さん
何をおっしゃる、親孝行の鏡!! ブログを拝見しては、毎日の手の込んだお料理、Fさまの大らかな言葉。 実行にはほど遠いですが、学んでおります。^^; weloveaiさまご一行四国遍路のときは、お接待しまっせ!!
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