カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... フォロー中のブログ
春夏秋冬 ●E・E・Ede ニット... チョビりくに癒される毎日・・・ 押し花おばさんの気まぐれブログ 楽・遊・学・ビバ人生!! ポーチ ド ポッチ(ブログ) 古道具ときどき猫。 cool witch うみひこの気まぐれフォト kzm's 雑記帖 風のとおる家から 侘助つれづれ オアシスへの旅3 ポルトガル便り~ヨーロッ... ウェスタンニューヨークの... 春のよき日に vol.4 England そして ... Non1979's Blog 何でもブログver2 北鎌倉のお庭の台所・藤田... ゆうさんちのご飯日記 3 ひきだしブログ
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2014年 06月 17日
6月6日: リスボン泊最後の日となりました。
二日間は旅行社が用意してくれたホテルでしたが、今日は自分で予約したホテルに移動。 偶然にもロシオ広場のあっちからこっち的場所でしたので、トランクを引きずりチェツクインして荷物を預けジャカランタの花咲く広場のカフェテラスで朝食。 昨夜でカメラのバッテリーが切れ、電圧アダプターは持ってるのに充電器を忘れ携帯電話を充電しながら。 ここからはボケぼけ写真です。スミマセン 前泊のホテルに朝食は付いていたのですが、あまりにも粗食過ぎ外で。 厚切り肉を挟んだがっつり系のサンドイッチは美味しいのですが大きすぎるので半分ずつ。 フルーツ一つとプリンを一つ。 インフォメーションで地下鉄・バス・市電・ケーブルカー・エレベーター・鉄道のシントラ線&カスカイス線乗り放題のリスボンカードを。 勝利の門とコメルシオ広場、目の前のテージョ川を渡り対岸でシーフード料理もいいなあと 思ったのですがいまにも降りそうな曇り空。 地下鉄でここコメルシオ広場に、親切なポリスマンに市電の停留所に案内してもらいました。 車もすれすれで通るし急な坂だし、雨が降りだし前のトラックの車輪がスリップ。 運転席後ろで立って乗ると迫力あります~ 市電は終点になるといったん降ろされ、並んで待っていた人を乗車させます。 市電を乗り換え違う路線でと待っていたらメトロのような新型車両で、途中で下りたら近くにサン・ジョルジェ城がありました。 ローマ人に要塞として建設され、数百年の間に城の居住者は次々と変わったそうで、城壁からはリスボンの一大パノラマが。 古く朽ちかけた城壁に沿うように咲く芥子の花。 スペインでは似た色でアマポーラ、フランスでは紅くコクリコ、ポルトガルではなんて呼ぶんだろう。 電車道まで戻り、この市電沿いにある『ジェロニモス修道院』に。 の予定が、晴れ女の二人で連日快晴だったのにスコールのような雨に、急遽近くのお店でランチタイム。 まずはソッパ。 小ぶりの豆や野菜が入っていて、滋養に満ちた、感じ。 タコのフリッター。 で、念願のイワシの塩焼き。 内臓処理なしのまるのままで、岩塩がパラパラかかっているだけですがおいしい~ 全体の塩でなく岩塩パラパラなので優しい塩味、日本に帰ったら塩焼きの際に岩塩を使ってみようっと。 ポルトガル料理は素材がわかる優しい味付けで値段も優しい。 支払いはどこもテーブルで。 伝票横でまるわかりですが、ワインは昨夜横の客人が勧めてくれたテージョ地方のもの。 まさか雨になるとは、傘なしなので近くの『国立馬車博物館』に飛び込みました。 世界でも珍しい馬車だけを展示する博物館だけあって馬車、馬車、馬車。 最古の馬車は1619年で、豪華絢爛なものもありベルばら衣装の貴婦人が浮かんできました。 2階から見た展示場には60両もの馬車、壮観です。 入り口で雨宿りの人に混じって止むのを待っていました。 ポルトガルって雨多いらしいのに傘を差してる人はほとんど見かけず、差していても折りたたみのペラペラした傘の人ばかり。 ポルトガルって雨多いらしいのに、ってちょい調べたら。 ほとんどが旅人ばかりだったからかも。 待ちきれず雨の中を走って、世界遺産の『ジェロニモス修道院』に。 エンリケ航海王子(ポルトガルの王子で大航海時代重要人物)とヴァスコ・ダ・ガマ(インド航路を発見)二人の偉業を称え航海の安全を祈願して約一世紀をかけ完成。 雨だったので南門や西門、石棺なども見ず、同じく路線上の先にある世界遺産のペレンの塔に行けなかったのは今思うと残念。 司馬遼太郎がペレンの塔を貴婦人がドレスのすそを広げている姿にたとえ「テージョ川の貴婦人と表現したと紹介されていたので、朝市電乗ったときはここが目的地だったのですが。 パステル・デ・ナタはポルトガルの伝統菓子で(日本ではエッグタルト)どこに行っても見かけますが、市電停留所前にはポルトガルで一番おいしいナタの店『パルテイス・デ・ベレン』 もちろん、いただきました。 店内は奥まで広いいくつかの部屋があり、どのテーブルもおいしそうにほおばる人で賑わっていました。 甘さ程々まわりのパイ皮がパリパリ、ピッカ(エスプレッソコーヒー)とともに。 が、横の家族が食べているのをちらりと見て、「しまった~」 缶の粉砂糖とシナモンを自分好みに振りかけいただくのが、ポルトガル流。 濡れた服も着替えたいしホテルに、と市電に乗りカイス・ド・ソドレ駅に。 ところが嬉しいことに、この路線から何度もジャカランタの花を見ることができ”ジャカランタ路線と命名~。^^ #
by o-hikidashi
| 2014-06-17 21:22
| 旅 海外
|
Comments(4)
2014年 06月 17日
美しく楽しかったレガレイラ宮殿をでるとお昼過ぎで、ランチタイム。
今回ブログを書きつつ感心するのは、二人とも食事だけは熱心にガイドブックで検討すること。 というこで、シントラでのランチは、、『トゥーリャス・バー』 <伝統的ポルトガル料理店:ⅰに向かって右側の坂道を下るとすぐ右にある。地元の人でにぎわう人気レストラン。アズレージョで飾られたこじんまりした店内も感じがいい> 期待に胸を膨らませ、書かれていた通り坂道の右側に目立たないけどありました。 座った時にいた賑やかなグループはちょうど終わったところだったのか店主と冗談を言って出て行きました。 地元客に愛されている、のがわかる~ ああ、またメニューがよくわからない~ 寡黙なお兄さんが 「これが今日(今週?)の日替わりだよ」って感じで教えてくれました。 あ、頼んでないのにお通しみたいなもん。 食べなければ請求されない、と書いていたのでいつも手をつけません。 でもよく歩きあとはバス移動なので(酒飲みの詭弁)、ワインはフルボトルで乾杯。 失敗、サラダメニューにアスパラガスがあったので注文したら、大の苦手のツナがのってました。 そうそうこちらで食べるアスパラガスとかブロッコリー、いつも茹ですぎ状態のぐっちゃり。 うどんののど越しを味わう讃岐人として、少し固めに茹でたシャキ感を味わうのもいいと思うんだけど。 これは”フランゴ・アサード”かな? 鶏肉の煮込みはほろほろと身がとれ、ムイト ボン~ これは馬鹿流(勝手に変換)ではなくバカリュウ=干しだらの混ざったジャガイペーストグラタン、て感じ。 すっかりポルトガル流になって、食後にプリン。 どこでもプリンやエッグタルトなどおいししそうお菓子がメニューにあり皆さん食べてるのを横目で、一皿の量を食べるのが精一杯でデザートは無理でしたが。 こちらのプリンは、やっぱり好みの固さでおいしい~。 会計をお願いしたら、ご主人が小さなグラスを二つ持ってきてさっと注いでくれました。 二人声をそろえて、「オブリガーダ!」 「ムイト ボン」を連発しながらお店を後に。 あ~、昼間っからいい気分。 土産物店の器が「かわいいー」となどと見ていたのですが、なんだかふわりふわり。 足がしっかりしません。 かなり度数の高いお酒だったようで、ボトル半分もあって千鳥足で駅に向かいます。 日本人観光客が昼間より酔っぱらって衝突、なんてならないよう「しんどい~」「暑い~」とぼやきながらバス停まで歩きました。 (しんどいのでタクシーに交渉したら、すぐ先だから歩けって) やっと駅前、なかなか来ないバスもやっと来てロカ岬までお昼寝タイム。 写真の女性もそうですが、こちらの女性はバストもヒップも超グラマーで自分たちが哀れそう。 着きました! ユーラシア大陸でシベリアが東の果てならこちらが西の果て、ロカ岬。 目の前に広がる海原は大西洋…。 石碑にはポルトガル詩人のカモンイスの詩の一節が彫られています。 <ここに地果て、海始まる・・・> 周りには海浜植物の花々が風に揺られていました。 この植込みの”竜舌蘭”はシントラの庭園でも大きなのを見かけましたが、残念なことに落書きだらけ。 世界中の旅人が来ますが、日本語だなって思うのは一つとしてありませんでした。 またまたバスを待って駅のあるカスカイスに。 シニアや家族旅ならリスボンからの三カ所巡るツアーがあり、待ち時間が多いバスよりそちらをお勧め。 カスカイスに着きましたが、せっかくだからここの名所”地獄の口”まだ足を延ばして。 <断崖に口を開けた洞窟に大西洋の荒波が打つ寄せ波しぶきが上がる> なんて書いてあるけど、何か迫力なくて地獄の門という怖さはありません。 それよりも釣りのメッカようで、次々釣り人が楽しそうに談笑しながらやってきます。 明るいのですが、だいぶ日も落ちはじめ来たバスに乗り鉄道のカスカイス駅に。 ロシオ駅に着いたら8時半、夕食を終えてホテルにチェツクインすることに。 建物も一見の価値ありのアレンテージョ会館2階にある、『カサード・アレンテージョ』 こちらの人は8時過ぎから食事ですので、店内は満席。 同時にきた二組と待って順番にテーブルに案内されました。 <テージョ川の彼方を意味するアレンテージョ地方はテージョ川の南に位置し、緩やかな平原にコルク樫やオリーブ、麦畑がどこまでも続く> ガイドブックにこの地方での美味しい料理がのっていたのでそれを注文しようと広げていたら、テーブル横に座っていたご主人が「ああ、これはカルネ・デ・ボルコ・ア・アレンテージャーナだ」と注文して「これは美味しいよ」と一人頷いていました。 ワインもこの地方のこのワインがお勧めと選んでくれたのですが、メモ紛失。 横のご主人はこの地方出身だそうで、故郷の味をいただきに来ていたのでしょう。 海のない土地なのにあさりを使う不思議なアレンテージョ地方の郷土料理。 あさりの出汁に豚肉やポテトをからませいただくのですが、それぞれに美味しくお気に入り料理のひとつに。 明日はリスボン最後の夜。 美味しかったから明日もここでいいねえとホテルまで足早に。 (人通りはあっても遅い夜道は用心してさっさっと!) #
by o-hikidashi
| 2014-06-17 06:01
| 旅 海外
|
Comments(4)
2014年 06月 16日
20世紀初期、富豪のアントニオ・モンティロが17世紀の貴族の館を改造した美しく奇妙な宮殿、と紹介されている『レガレイラ宮殿』
広大な庭園にもさまざまの仕掛けがあり、地図を片手にワンダーランドを満喫しました。 アミューズメントパークのような庭園は宮殿入口から始まります。 色づき始めた紫陽花の横を通り すぐ正面のように見えた宮殿はやっと近づいてきました 宮殿のお出迎えは細かなモザイクの床 部屋がいくつかあり 通り過ぎようとして凝った手すりに気づきました ひねってありますがどうやって作ったのか? 迷子になりそうないくつかの部屋を過ぎ窓に広がるのは広い庭園 ヤドカリになったような狭い階段を昇ると 塔からの美しい景色 広い庭園を地図を片手に楽しみながら進んでいきます 色とりどりの花や植物が茂る、からくりのある小路 知らずに入れば先につづく仕掛けの不思議な塔や洞窟、螺旋階段の井戸 滝つぼの裏にも通路という凝った滝や出口付近にある広い池 でも二人の大の苦手の長いもんが生息していそうな穴の開いた岩々が終始着になりました が、「ポルトガルにはいないと思うけど」 が、出口に立っていた像の手には! やはりポルトガルにもいる!! あー、遭遇しなくてよかった~ 写真はこれでもごく一部、あの宮殿・庭園の楽しさは歩いて見ないとわかりません。 リスボンに旅され、①健脚 ②草花が好き ③秘密の花園好き ④シントラで数時間自由行動がある、の方には絶対おすすめの『レガレイラ宮殿』です。 #
by o-hikidashi
| 2014-06-16 07:47
| 旅 海外
|
Comments(8)
2014年 06月 16日
6月5日: 朝はゆっくり飲食重視の旅ゆえ、本日も快調なる目覚め。
イギリスの詩人バイロンが「この世のエデン」とたたえた美しい景観の「シントラ」、ユーラシア大陸の西の果て「ロカ岬」、リゾート地の「カスカイス」からリスボンに、の今日は郊外コースに決めました。 ホテルを出るとすぐ脇に路面電車があり、考えもせずに飛び乗ったら一人3.6ユーロ。 それもゴトンゴトンと動き出し二か所ほど停まったら終点。 路面電車と思ったのが間違いで、リスボンは七つの丘の町。 急な坂道や階段はハードなので、短い距離だけどケーブルが三か所あるのだそう。 上になにがあるかもか見る気にならず、そのままホテル横を通りすぐ下の終点で下車。 あーあ、無駄なことしたなあと思いながらロシオ広場を通ると昨夜のジャカランタが美しい。 気を取り直し駅の窓口で、「シントラ、二人」というと「15ユーロ、二人で30ユーロ」 高いなあと思いつつホームまで行き列車に乗ろうとしてガイドブックをよくみると、一人2.15ユーロ。 すぐ引き換えし切符を購入した場所に行くと、いたいた先ほどの駅員さん。 小さな窓口から15ユーロ二枚のレシートと切符を重ねて返し、ガイドブックの2.15ユーロを指さし「マネー リターン!」 はは、我ながらめちゃくちゃ英語。 ところが首を横に振りこれでいいんだとばかりに戻します。 あーあ、ワタシの短気&おっちょこちょいがヒートアップ、戻されたチケットをまた窓深くに押し返し「ノーノー、チケットチェンジ!」「マネー リターン」 そのとき駅員さんが思いついたように、手を左右に回すような仕草を。 「えっ、フリー?フリーチケット?!」 彼は肩をすくめて大きく頷き、「おばちゃん、迫力あって困ったよ」の表情。 「ひえー、ソリーソリー」と逃げるように列車に飛び乗りました。 でもよーく考えれば、シントラでは二人で割れば安いのでタクシーでと思っていたしフリーならリスボアカードのほうがいいのにと釈然としない気持ちに。 英語力がないというのはこういうとき困るんだなあと痛感した、 シントラ駅に到着。 フリーチケットを使えるバスが来るまで待っていましたが、人は増える一方。 やっと来たバスに乗ったけど行く先がはっきりわからず、終点になったので残っていた数人と下車。 今ブログで書こうとして、ガイドブックにも載っていないところで二時間も過ごしたことがわかりました。 なんとか調べたら、『モンセラーテの宮殿』 チケットは65歳からで6ユーロが4ユーロとあり、で2ユーロも安い。 ロシオ駅でユーロに目覚めたのか、Tさんのパスポートを見せシニア料金に。 (リスボアカードを買っていれば、たいていのところは割引き) 植物園のような広い庭を歩きだしました。 木々の下を歩いていましたが、急に視界が広がり集落も遠くもよくみえます。 五大陸から植物を集めたってあるサイトに書いてあったけど、なんかアジアチックにも。 日本庭園もあるそうだけど、このつつじあたりかなあ。 屋敷までたどり着くまでに咲いていた花々。 屋敷につくとこの家の大富豪であったイギリス人の織物商サー・フランシス・クックさんがデジタル画面でご挨拶。 1858年に建てられた宮殿ですが、1929年の世界恐慌の影響でクック家がこの広大な宮殿を維持出来なくなり、売りに出されると荒れ放題になっていたとか。 その後1990年から大改修を行い2009年に今の優雅な姿が蘇ったそうで、この日も数人が建物内で修復作業をしていました。 宮殿を後に引き返していたら、紅白の椿が咲く場所に。 木の根元をみると日本の椿と違って、花びらで散っています。 京都の法然院で「散り椿」と書かれて花びらが散っている椿は見たことがありますが。 小さな滝の前では三人の白いドレスを広げたりレトロなケープをかけてみたり。 ファション雑誌の撮影だそうで、一人の子は仕事でよく日本にも行くそう。 やっと入り口までたどり着きバスを待って下っていきましたが、途中で『レガレイラ宮殿』あり下車。 迷宮のような庭園のレガレイラ宮殿に二人ではしゃいだのですが、シントラでの三大観光ポイントは『王宮』『ムーアの城跡』『ぺーナ宮殿』だったなんて…。 #
by o-hikidashi
| 2014-06-16 00:02
| 旅 海外
|
Comments(2)
2014年 06月 15日
ボリャオン市場は人通りの多いポルトきっての商店街、サンタ・カタリーナ通りから少し横に入ったところ。 二階建て構造で様々な店が並び、市民の市場です。 野菜も魚も花も、そして日本のおもちゃに似たものも。 ホテルに帰りトランクをタクシーに積み込み、スペインから着いたときのカンパニャン駅に。 タクシーはトランクに荷物を積むと、一個につき1.6ユーロ加算されます。 窓の外にアズレージョが!、タクシーから急ぎシャッターを。 見かけないので心配していたジャカランタの花が一瞬車窓に。 「あ、リスボンではまだ咲いているかも!」と嬉しい期待が持てました。 列車に乗るのを送らせてまで開店を待った、『カーザ・アレイジョ』は駅の近く。 ポルトでタコ飯タコの天ぷらが食べれると二冊のガイドブックで紹介されているお店です。 お店の人も日本人とわかるのかニコニコとメニューを渡してくれました。 悪戦苦闘したメニューが、ここでは日本語! タコ飯にタコの天ぷら、そしてタコのマリネ。 ハーフの赤ワインでいただきながら、日本食は思いも出さないと言っていたTさんが「今日までで一番好き~!」 駅は近いけれど石畳を修理中でガタガタ、トランクガラガラ引っ張って駅に何とか到着。 後からくるTさんを確認しながら12時50分の座席指定をとり、駅の人に「急げー」と言われながら滑り込みセーフ。 タコ飯の余韻に浸りながらリスボンまでの3時間、車窓の景色を楽しみます。 しばらくは海岸線を走るので、大西洋を眺めて。 葡萄畑も続きます。 アズレージョの美しい駅。 もうすぐ、リスボンのカイス・ド・ソドレ駅かなあ。 カイス・ド・ソドレ駅の前はすぐ港、フランスからの大型豪華客船が停泊中。 「あんな船に乗って旅してみたい…」とTさん。 ホテルにチェツクインのあと、「さあ、ジャカランタ~」と青目さんの本をコピーしていた通りに一目散。 満開は過ぎていましたが、薄紫のジャカランタの花を見上げることができました。 ああ、よかった~。 急にお腹が空いてきて近くでどこかとガイドブックから、1900年に警察官だった初代オーナーが開いた「レストラン警察官」に。 地理がよくわからないので手を挙げ停まったタクシーは、初めての女性ドライバー。 ガイドブックにはお店の名前や住所を小さくポルトガル語で書いているので、見せるとナビを合わせすぐ向かってくれます。 彼女はナビなしですが、ちょっと考えてスタートさせすいすい進んでいきます。 ここはと尋ねたら、「グルベンキアン美術館」 帰るまでにここに来たいと思ったけれど、チャンスはなし。 お店の前でおろしてくれたのですが、開店時間まであと少し。 近くを散歩していたら またまたジャカランタの花。 木の下に泊っていた車のフロントガラスに、紫がひときわ映えます。 花を愛で帰ってきたら『オ・ポリス』、オープンしていました。 最初はワタシ達二人でしたが、女性二人組ばかりが次々三組。 店内は奥が広く、メニューに首をかしげながら「シーフード」 こちらに来てとショーケースの前に行き、魚貝を選びます。 ここはポルトガル伝統料理の店。 ポルトガルのスープは美味しいと書かれていたので恐るおそるソッパSopa=スープを注文。 定番のジャガイモやニンジンなどの野菜ポタージュに、ほうれん草を入れたもの。 大きなスープ皿でしたが、まさに地味深く優しい味でおいしいてすぐ空っぽ。 選んでいた魚はヒラメ、少し長いので舌平目(高松ではゲタ)かな。 孤愁に満ちた給仕のおじさんが、上手に二皿に分けてくれます。 デザートはワタシの好きな固めプリン。 甘さもそこそこでおいしい~。 会計のとき「ムイト ボン!」と言ったら笑顔になって何度も頷いていました。 近くに地下鉄があるというのでで歩いていたら、上は同じパターンでスカート部分だけデザインを替えたウエディングドレス。 思わず立ち止まって前から見たり横から見たり。 地下鉄の駅にいた青年にロシオ駅までを尋ねたら、ホームに降りるまで心配して見守ってくれました。 ポルトガルの人って静かで優しいなあ。 そのとき日本人7,8人のグループが乗ってきて、ツアーで来ていて夕食後夜の下町を楽しみに出かけるのだそう。ヨイオモイデヲー ホテルは地下鉄の駅もすぐで、ロシオ広場に近い便利なところ。 広場横にもジャカランタの花が、群青色の夜空薄紫がひときわ映えて。 間にあってよかった来てよかったと花と三日月をしばらく見上げ、満ち足りた気分でホテルに…。 #
by o-hikidashi
| 2014-06-15 23:17
| 旅 海外
|
Comments(4)
|
ファン申請 |
||