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2013年 10月 22日
白山スーパー林道今回の旅の目的は、富山のギャラリーで作品を展示販売している先輩のところに寄り松本まで運ぶ?こと。
ですが、それは一応建前で富山の居酒屋行きたい紅葉の温泉泊まりたい。 たまたま先月の旅の手帳の特集が”紅葉の露天風呂” 通過の地にどこかないかと調べ、旅と温泉の達人?お勧めの石川県白山市の岩間温泉『山崎旅館』に決定。 本には、「冬はクローズする半年営業の秘湯。長い間営業を停止していたが、3年前に再稼働。紅葉も素晴らしい」 出発間際、変な介護認定で疲れている姉に数日間でもと母の移動ショートステイをと。 認知は進んでも足腰丈夫で目は離せないけど、車に乗っているのは大好きです。 母は前泊徳島で快諾してくれたT姐さんを乗せ、秋晴れのなか快調に北陸道の小松ICから白山に向かいます。 昼食は蕎麦と決め、トンネル前の茶店の駐車場に停めて歩いてきたシニア夫妻に蕎麦の味を尋ねると 「うーん、トンネルの先にある道の駅は蕎麦が終了していたし、その先に何軒か蕎麦屋があるから行ってみたら」 で、走ってきたら田園風景のなかの民家がそのようです。 少し離れた道路沿いの専用駐車場に停め、その間数人が出入り。 でも暖簾がないとお店とは思えず、奥に通り過ぎてしまいそう。 広い店内というか知人の座敷のようなところに通されますが、蕎麦をゆっくり待つ人で一杯。 おなかペコペコ、天ぷらそばをとなめこ天ぷらそばを注文。 テーブルで同席したシニア夫婦(ここでも・・・)に尋ねると 「この手取渓谷近くの鳥越地区は蕎麦の産地。金沢市から来たけどここのそばは美味しいですよ」 ”そば道楽みたき: 白山麓の伏流水と契約農家から仕入れる越前産の蕎麦粉で蕎麦を打ち、信楽焼の器で提供。 座敷からは庭越しに高倉山や田畑など風情ある景色が楽しめる。”ネット紹介文より 蕎麦中央には蕎麦餅、横にはどんと高いかき揚げ天ぷら こんなかき揚げはじめて、でも食べるとサクサクと野菜たっぷり なめこは地元産の大きなもので、1個ずつの天ぷらです そばつゆはすでにかかっていますが、そば自体も美味しい 途中の道の駅に寄ると”牛首紬”のポスターが。 白山は牛首紬の産地を忘れていて、工房や資料館に寄ってみたいけど時間なし。 <絹糸の原料であるカイコの繭は通常一頭のカイコが作り、上等な繭は生糸や羽二重にするため出荷する。 まれに二頭のカイコが入っているものがあり、これを『玉繭(たままゆ)』といい二頭の糸が内部で複雑に絡み合っているため製糸は難しいが、白山の人々は先祖伝来の技でこの繭から糸をとりよこ糸とし、通常の絹糸をたて糸として織り上げたものが牛首紬。 釘を抜けるほど丈夫なことから釘抜紬(くぎぬきつむぎ)とも称される。> ウィキより抜粋 一里野高原を過ぎ、いよいよ白山スーパー林道。 ここで別れた道をどんどん進んでいきますが、白山登山の入り口というか車の置けるところが岩間温泉。 そのうち道がだんだん細くなってきてところどころ大小の落石に横は断崖なん尾にガードレールがないところも。 ひぇーーー、いままで走った道で最高に怖い!! 同乗のT姐さんも、さすが「怖いー!」を何度か。 登山を終えた対向車やダンプカーが来るたび崖側の退避所に冷や汗かきつつ車を寄せ、身のすくむ思いで宿にたどり着きました。 車を停め宿の前を眺めたけれど、残念ながら紅葉には一週間ほど早かったみたい・・・。 宿は一里野のホテルろあんが経営していて、ネットでは新館は満室となっていましたがその割に人影なし。 部屋に通され「あのうー、この部屋には問題が三つあります」 トイレや洗面所のことでしたが、「あ、最後ですがこの部屋は鍵がかかりません」 秘湯とはいえバアさま三人とはいえ、母のトイレはちょっと困る部屋の入口に机をたてて眠ることにしました。 紅葉がイマイチなら晴れ女ゆえ期待しているのは、満天の降る星の露天風呂~。 まずはさっと(母連れゆえこれがかなり手間取る)お風呂に入り、広間で夕食。 食堂兼広間に行く途中使われてないだろうなと思う階段と先に二階の部屋があります。 「昭和の登山がブームだったころ、二階も満室で賑わっていました」 お給仕をしていただきながら聞いた話に、当時老若男女の登山家たちが登山前後の高揚を語り合う声が聞こえてくるような・・・。 料理は素朴な山里の味で、日本酒は石川県には22の酒蔵があり白山市には5つ。 宿で置いているのは、手取川と菊姫。 ※写真はホームより拝借 露天風呂は、月明かりに岩間のススキ、立ち上る源泉の湯気と湯の音。 黒いシルエットの木立の間から煌煌と冴えわたる月で、気分は最高~。 深山の露天風呂、最高~。 翌朝、昨日のスリルある道を一里野近くにあるスーパー林道まで戻らなくてはいけません。 白山スーパー林道無料券付きのプランでしたのでチケットをいただき出発。 昨日より車も少なく、遠く山間にみえるこれから走る道を眺めてため息。 紅葉していたらさぞ美しいことでしょう。 ところどころにある落石除けの屋根つきの道を通ります。 いたるところにこの看板あり、そして大小の落ちている石も。 低い位置の道路でも、脇は崖です。 なんて写真を撮っていたらでかいダンプカー! 退避所まで命がけでバックしました。 スーパー林道との合流点を目指して一目散~。 標識が見えやれやれ。 台風の影響で雨模様ですが、初めての白山スーパー林道です。
by o-hikidashi
| 2013-10-22 10:21
| 旅
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Comments(4)
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sako375 at 2013-10-23 00:12
興味はあるけれど、絶対行かないコースです。怖いよ。
でもお蕎麦も天ぷらもおいしそう。 きれいな物、おいしい物は、やはり、うららさんのような行動派じゃないとありつけません。 お母様も楽しめて、だからお元気でいらっしゃれるのでしょうね。
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aomeumi at 2013-10-23 01:16
ポルトガル・青目
あぁ、ニッポンの旅・・・ですねぇ・・・濃い緑が懐かしい・・・蕎麦も、てんぷらも、美味しいおだしも・・・恋しい・・・そして、温泉・・・もうすぐ帰国です。
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うらら
at 2013-10-23 07:26
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> sako375さん
温泉は魅力ですが、次はない! 無鉄砲のワタシでももう運転したくない道です。 でも昭和の頃、白山登山にあの宿はオアシスだったんだろうなあ。 母はそのときは喜びますが、すぐ忘れています。 どこに来てるかも全然わかってないようですが、車での移動はいつもご機嫌。^^ でもこちらが疲れます~。
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うらら
at 2013-10-23 07:39
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> aomeumiさん
この濃い緑が数日後には美しい錦秋です。 「一週間、いやあ4,5日かなあ」と宿の人に言われましたが、まあ自然相手だもん仕方なし。 ワタシはうどん県に住んでいますが、蕎麦が好き。 こだわり親父の蕎麦、遠くからくるのも納得でした。 もうすぐ帰国、淋しいような嬉しいような…気分? 蕎麦も天ぷらも美味しい出汁も温泉も、日本在住青目さんファンも待ってまーす。
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