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2016年 07月 07日
早や7月と言っていたら明日は七夕、日々がより加速して過ぎていく気がします。
来月26日は笛の仲間うちでの浴衣会。 今回浚うのは長唄の「汐汲」 まずは「松風・村雨」の伝説から。 六歌仙で美男の代表在原業平に、才学共に秀でた在原行平という兄がいました。 君命に背いたかどで須磨に遷任されある日、二人の訳ありげな海女に出会いました。 二人は姉妹で、姉を松風妹は村雨。 讃岐国の塩飽の大領の娘でしたが、邪悪な継母に殺されそうになりました。 なんとか乳母と一緒に須磨に逃れ海女として暮らしていたのでした。 二人の身の上を聞き不憫に思い寵愛するうち三年の星霜が経ち、お沙汰があって都に帰ることになりました。 別れに再び会うまでの形見にと二人は絵帽子と狩衣をもらい泣く泣く行平を都に送りましたが、それから間もなく行平は都で亡くなりました。 風の便りにこれを聞いた姉妹は狂わんばかりに驚き、遺品となった二品をながめつつ世を終わったということです。 ※諸説ありますが この伝説をもとに謡曲「松風」が生まれ、日本舞踊の人気曲長唄「汐汲」はこれが下敷きになっています。 旅の僧侶が村雨の亡霊と出会い、忘れられぬ行平との想いを切々と語るうち感情が昂ぶり舞い狂う。 衣装は行平が残していった形見の絵帽子に狩衣をつけ海水を汲む桶を肩にかけます。 写真は借りてきましたが、日舞や人形で見たことがある方も。 物語を知れば笛も…などと考え調べましたが、苦手です。 男女の慕い想うしっとりしたものは気が乗らず一本調子で力んでしまう、祭囃子系というか鼓や太鼓が鳴り響く曲のほうが好き。 練習不足はわかっているのですがなんだかなあ…まだ先やしとついつい。
by o-hikidashi
| 2016-07-07 00:35
| 着
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Comments(15)
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marsha
at 2016-07-07 07:40
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ホントにどんどん日が経ち、行き先を思うと そら恐ろしいです。
汐汲のガラスのケースに入ったお人形を長い間持っておりました。 子供の頃、西川流の家元で 踊りを習っていたことがあります。汐汲も踊りましたが、そんな悲恋の物語などとは つゆ知らず、ただ間違わないように踊る事だけに必死でした。 七夕ですねー。 今日は小暑、これから暑さが日増しに。梅雨も上がる頃。 篠笛を吹かれるのですね。笛の音は日本の風土に合いますねー、お三味の音も。 このところ、冬瓜を炊いては よく頂きます。 椎茸とエビ、頂く時に生姜の絞り汁を少々。
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hanamomo08 at 2016-07-07 11:58
こんにちは。
七夕の今日、うららさんのブログでしっとりとしたいいお話しをお聞きすることができました。 業平の歌は大好きですが、お兄様のほうにはそんなエピソードが残っているのですね。 かわいいお人形を見ながら、うららさんの吹く篠笛の音色に思いを馳せました。 秋田は細い霧雨が舞っています。 今夜、天の川が見られるといいのですが。
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aomeumi at 2016-07-07 12:33
青目
そうだ、そうだ、そうであった・・・篠笛をなさっていたのでしたね。いい趣味ですね。私もなにかやりたい・・・楽器をやりたい・・・もうおそいかしら・・・。
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sako375 at 2016-07-07 21:40
日舞は知りませんが、日本人形は見たことがあります。
藤娘のような、日本人形の普通の定番だと思っていましたが、謂れ正しき人形なのですね。 篠笛の発表会、がんばって下さい。伝統文化への心遣いが、後押ししてますよ。 コメントの最中に、ブログがフリーズする。なんだかなあ。
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sako375 at 2016-07-07 21:46
再びです。しつこくてすみません。
遠出情報。 北鎌倉古民家ミュージアム(0467-25-5641)で、「琉球布物語」というのがあります。琉球の紅型と芭蕉布?の展示会だと思います。webサイトはわかりません。 既にご存知で、尚かつ畑違いなら、余計なお世話、ごめんなさい。 7月16日から10月2日まで。期間が長いですね。 これをワタシの方にいただいたコメントにお返事に書いてしまいました。 それでこちらに移そうとして行ったり来たりしているうちにフリーズしたみたい。 結局、不要なことをするワタシが悪いンだわ。
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oshibanayoshimi at 2016-07-07 21:48
こんばんは。
お暑うございます。 こんな暑い日に、海辺の姉妹の、良いお話を伺いました。 汐汲み人形は、昔はどちらさまのお宅にもありましたよね・・・ 昔昔のその昔、金春流のお謡とお仕舞いを(親戚のおばさんがお師匠さん)無理矢理習わされました。初めに、「熊野」次が、「松風」だったように、うっすら覚えています。 ラジオ体操のようなお仕舞いで、親戚のおばさんは、呆れて、来なくていいと言いましたとさ。
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o-hikidashi at 2016-07-08 08:24
>marshaさん
やはりご存じなんですね、しかもお家元で習われていたなんて。 長唄はなんのことを唄っているのか簡単に調べないと、唄を聴いただけでは全く分かりません。 でも下手な笛も唄に三味に鼓や太鼓が合わせてくれると、スカッとします。 もちろん出来栄えに落ち込むことのほうが多いですが。 七夕飾り、子供が小さいときはせっせと年間行事の一つで飾り備えていたのですがいつの頃からか…。 昨夜は天の川を見上げましたが…見えませんでした。 歯ごたえのある物が好きなので冬瓜は今ひとつ、でも収穫したものをいただくと薄味の葛をかけていただきます。 生姜情報ありがとうございます、今度いただいたら早速~。
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o-hikidashi at 2016-07-08 08:44
>hanamomo08さん
残念ながらこちらも昨夜は天の川見えず…というか気が付いたのが夜遅く今朝は雨が降っています。 車で出かける用事があり、そんな時は暑くて眩しい日差しの中を走るより雨のほうが嬉しい。 夕食不要もあって用事のあと京都に、雨が合うといわれる半夏生を見に行こうとも考えています。 古典にも詳しいmomoさんのこと、業平も行平の和歌もご存じなんでしょうね。 私は万葉集だったか、私はここですよとそっと袖を振って知らせた…など恋の歌は習った高校生のころはよくわかりませんでした。 読み直し面倒くさいことするなあからなるほどと理解できたのはかなりの年になってから…。 はは、そのレベルですので笛の音色はどの曲も元気です~♪ --。
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o-hikidashi at 2016-07-08 08:53
>aomeumiさん
ひょんなことから篠笛を習うようになりましたが、若いお師匠さんに「息が続かないとか1,2年でやめるようなお稽古は…」 にこやかに「85歳の僕の師匠は変わらず毎日笛を吹いていますよ」 その後90歳の女性との共演があり拝聴しましたが、年を重ねられてるからこその静かで心に響く音色でした。 笛も70過ぎてはじめられた方や80近くでピアノを始めた方も、ちっとも遅くありませんー!!
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o-hikidashi at 2016-07-08 09:01
> sako375さん
以前にも書いたかなと思うのですが、笛を始めたごく最初のいきさつ。 素晴らしい笛の先生が月一で来高するのでと勧められ、悪声で音痴のワタシはカラオケのとか付き合いのかくし芸になるかもと習い始めました。ーー。 長唄の笛だったのに…でも習い始めると年齢がいってのお稽古は楽しく今に…。
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o-hikidashi at 2016-07-08 09:07
> sako375さん
情報ありがとうございますー! 更紗が好きもこれまた年齢がいってから…あ、父が母にジャワ更紗の生地をお土産に買ってきていたのを見たのがはじまり? この間の西洋更紗を見てより更紗っていいなあのsakoさんなら「そうだろうねー」の好き人間。 情報を拝見し遠いし日にちが…でしたが、ちょうど格安切符の期間中があり行けるかも見れるかもに替わっております!!
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o-hikidashi at 2016-07-08 09:23
>oshibanayoshimiさん
世が世なら肥後の小国のおひいさま(シツレイ、茶化してるんではありません)、うーん、金春流のお謡とお仕舞いですか。 お父さまお母さまご親族の皆さまの多才ぶりを時々拝読しておりますので、さほど驚きませんが。 日本の芸事といえばお茶お華のみ。 長唄は庶民的といっても言葉が何を言ってるのかちんぷんかんぷんレベルです。 調べて心境や情景がかろうじてわかる歳になっておりますが、若くしてお謡とお仕舞いはさぞや難しく思ったことでしょうね。
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maribabalondon at 2016-07-09 07:48
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o-hikidashi at 2016-07-11 14:00
>maribabalondonさん
始めた動機が…ですから上達しようもなく。 でも人生知らない世界を知るのはなかなかいいもんで、習っていてよかったと思います。 笛のおかげで着物に関心を持ち日舞もみたいと。 着物には少し関心を持ちすぎたかも?
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at 2018-04-18 18:10
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