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2017年 03月 03日
「2月末に京都行くからね」、であっという間にその約束の日となりました。 今回山形から倉田さんと一緒に来たのは、31歳の最年少のお友達Kさん。 京都内では別行動と聞いていましたが行き先を聞いたら『入山豆腐店』 豆腐屋さんにとても興味がありやってみたい職業の一つとかで、「ここは薪のおくどさんで豆腐を作っているんです」 見てみたいなあと運転手役を買って出ました。 一方通行の民家の並ぶ細い路地の中にあり、ナビを頼りに何とか到着。 着いたときは誰もいませんでしたが時間帯によっては人が列を作るとか。 来客が途絶えた時間帯だったので、彼女の質問にご主人が丁寧に答えてくれました。 機械は煮た大豆をドロドロの状態にするブレンダーだけで後は全部手作業、水は地下水で近所の方がペットボトル持参で来られるそう。 油揚げとはいわず揚げ豆腐、をこれから。 斜めにして軽く水切りをしたものを上質の菜種白紋油で一枚一枚丁寧に揚げていきます。 焼き豆腐はおくどさんの炭火で優しき焼き色を付けて並べます。 車中に持ち帰り揚げたてのおいしいさを味わいました。 ただ京都に住む人やお店の人は(私の出会った人たちだけですが)自分のお気に入りの豆腐があるようで、「そら〇〇の豆腐!」と何軒か教えていただいています。 昼食は豆腐から湯葉と、湯葉料理『東山 ゆう豆(ず)』に。 店内はレディースデーもあってか満席状態。 京都美山大豆を使った湯葉尽くし、デザート付きで上品な美味しさですが腹八分目? 次は倉田さんのおすすめ店、徒歩圏内にあるおはぎの『小多福』 私も倉田さんも共通して餅、おはぎに興味がありますー。 70才過ぎから始めたというおはぎやさん、小ぶりで種類が多く女性客が顔を覗かせ買って帰ります。 小さな店内を30分ほど三人締めしてそれぞれ好みのおはぎと抹茶をいただき、店主さんと話題になった近くの『安井金毘羅宮』に参拝。 小多福のご主人は近くの『安井金毘羅宮』界隈に住んでいて、昭和のころは訪れる参拝客も少なかったとか。 神社周辺は汚く、毎日掃除されていたたそうです。 私もセリがあるのでこの神社に来るようになり15年以上、数年前パワースポットの神社とテレビで紹介されてから境内に入るのを躊躇するほどの参拝者数になりました。 境内右奥には久志塚(櫛塚)、小多福さんに参拝を勧められた八大力尊社(八大さん)があります。 狛犬好きです、ロン毛の狛犬やー。 縁切り縁結び碑、雨が降ってきても次々と参拝者が来ていました。 形代をもってこの石碑の穴をくぐり願いながら戻り形代を石碑に貼り付けます。 ここから甘党でない方は胃もたれするかも、なんで読み飛ばしてくださーい。 「20年ほど前行った『かさぎや』のおはぎがおいしかった」という私の話に乗って散歩がてら行ってみることに。 昔ながらの風情が残る二寧坂の石段わきにあり…ああ、外観も店内もあの頃のまま…。 着物姿の年配のご主人が小ぶりの茶器をお盆にのせ運んできた…けどいないのは当然。 三人それぞれ三色萩乃餅・磯辺焼き・ぜんざいと注文し味見しあって…なんとか食べ終えました。 もう当分あんこはみたくないー。 以前来た時甘さあっさりと覚えていたけど、加齢で味覚も変わったのか先ほどよりも甘かったような。 雑誌などでおなじみの八坂の塔に八坂通り。 日暮れまじかとあってより風情が…。 ところで、京都市には五重塔が四か所あります。 ・東寺の五重塔は古塔中最高の高さで55メートル ・仁和寺は東寺と同じころ建立で高さは33メートル ・醍醐寺は現存する京都府の五重塔では最古のもので高さ38メートル ・法観寺の八坂の塔は日本最古(聖徳太子建立)ですが何度も焼失し今の塔に、高さは46メートル 夕暮れの京の町、祇園を過ぎ「辰巳神社を通って帰ろう」 置き屋さんのある静かな通り、シルエットのような舞妓さんの後ろ姿が素敵…。
by o-hikidashi
| 2017-03-03 13:05
| 京都
|
Comments(13)
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hanamomo08 at 2017-03-03 13:43
若かりし頃、祇園の旅館に泊まってこのお店に行きました。
祇園の旅館はばんばひろふみさんのお母様がやっておられた六三園。 高台寺でお茶を習っていると聞いたはずです。 ちょうどおひな祭りの頃で自家製の雛ちらしをサービスしてくださいました。 なつかしいなあ~。 毎月京都に行かれるうららさんがうらやましい。 お豆腐やさんの玄関に厄除けの粽がかけてありますね!
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sawarabi-3782 at 2017-03-03 18:02
こんにちは。お邪魔します。
餡子堪能したようですね~笑 たしかに、お豆腐は自分のお気に入りがあるみたいです。 入山さんはおくどさんのお豆腐やさんですね。 お豆腐屋さん巡りも楽しい京都です。 湯葉の持ち帰りなら、ゆば工房半升さんがお気に入り。 ご存じかもしれませんが・・・ かさぎ屋さん・・・おいしそう(^_^.) 餡好きにはたまらない写真です。
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oshibanayoshimi at 2017-03-03 20:09
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marsha
at 2017-03-04 10:31
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aomeumi at 2017-03-04 13:00
青目
あらま・・・ちょっと目を離したら、こんな素敵な旅に・・・豆腐も餡子も、おいしいものは少なくなりましたね。うらやましく、喉を鳴らして拝見しました。
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o-hikidashi at 2017-03-04 22:56
>hanamomo08さん
同じところに行かれたんですね。 着物の小柄なお爺さんがいて…おはぎがとても美味しくてとここはよく覚えています。 私は若いころではなく今より20年ほど若かったころ。 震災で仕事で大阪に出た際ホテルがなく京都に泊まって散策していました。 それまでそんなに京都好きでもなかったのですが。 さすが、京都はたいていの家の軒先にお札や粽がかかっていますね。 物知りのmomoさんと京都散策してみたい…。
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o-hikidashi at 2017-03-05 08:43
>sawarabi-3782さん
京都情報、 sawarabiさんのところでいつも拝見しておりますー。 断りもせず自分のお気に入りに入れてしまってすみません。 今回書いてくださった”ゆば工房半升”も全く知りませんでした。 私の歩いて行ける範囲のようで、また時間があるとき散策がてら出かけてみます。 ありがとうございました。 かさぎや、変わらないお店の雰囲気がいいですね。 澤屋の粟餅もおいしかったけどやはりふたばの豆大福が好き。 あ、天神さん近くにポルトガルの青年がカステラ屋情報、行ってみたいと思ってるのですが…。
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o-hikidashi at 2017-03-05 09:10
>oshibanayoshimiさん
行く回数は多いのですが観光はこんな時くらいかな。 ですので今回も倉田さんが行きたいところをしっかりリサーチ。 でも庶民向けの甘いもんはまあ数軒ご案内できますので、うららツアーにお任せください。^^
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o-hikidashi at 2017-03-05 09:15
>marsha さん
豆腐のコース料理のお店とかも行きましたが、湯葉専門もいいですね。 おいしい湯葉は↑のsawarabiさんから教えていただきました。 彼女のブログから知らない京都を教えていただいています。 「湯葉工房 半升」、出かけた際はブログでご報告いたしますー!
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o-hikidashi at 2017-03-05 09:20
>aomeumiさん
味覚が変わってきたのでしょうか。 あれほどおいしいと思い込んでいたところも、こんな味じゃあなかった。 そう思う時が時々あります。 湯葉は小鉢でいただく程度でしたが、今回湯葉にちょい目覚めたか…?
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at 2018-04-18 18:32
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