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2017年 11月 14日
着物の世界、染め織り産地や仕立てなどは常識レベルで知っている程度。 あまり呉服屋さんの〇〇作家を招いて、〇〇染め織りの催しとかに行くこともありません。 でも着物の競りで初めて耳にする染め織り、作家名もいくつもあります。 「メンサツ」、競りで初めて耳にし横の人に尋ねると「綿の薩摩織り」 なんだ綿の着物かとその時は思ったのですが、出品される度にプロの方々から声があがる…。 初秋に某デパートで開催されていた『白洲正子の世界』 ここでも地味だけど味のある麺薩摩が展示されていました。 販売されていた冊子にあったのに、刺し子の半纏を愛したと紹介されていたページに気をとられこの冊子を購入したようで綿薩摩=薩摩絣はありません。 濃紺(藍染め)で織り模様はほぼ見えません そのあと用事でお邪魔したギャラリーで綿薩摩のことを話したら、いろいろと教えてくれました。 入ったばかりの中古仕立て直し二枚があり、手に取り触ってみて感動。 友人価格?(カシミアのセーター)でしたし、これも出会いと久しぶりに着物を購入。 すでに何度か手を通し、綿の着物の心地よさを初体験いたしました。 ・綿薩摩 絹より高価な木綿が存在している。素材と技法にこだわった希少品の綿薩摩である。 戦後鹿児島では、高級織物・大島紬に生産がシフトしていき、木綿の薩摩絣は、日常着の需要減も相まって、衰退していく。 そんな時に、この伝統的な木綿織物を残し、絹にも負けない品物を作ろうと考えた人物がいた。それが、東郷織物工場の永江明夫氏である。 永江氏が目指したものは、大島紬の技法をそのまま使って綿を織り上げることだ。 それも、従来の木綿のイメージを一新し、絹を使った本場大島紬にも負けない風合いと着心地を出そうと考えた。 絹糸を使うことが前提である大島紬の工法が、そのまま綿糸で通用することは技術的にかなり難しいものだったが、長い試行錯誤の末に完成を見る。 出来上がったものは、絹と間違うほどの光沢と風合いがあり、木綿でしか味わうことの出来ない着心地の良いものであった。 現在、木綿の最高品と言われている「綿薩摩」は、こうして生まれた。 ※バイク呉服屋さんより抜粋 一部だけ抜粋しましたが、もっと詳しくわかりやすく紹介されています。
by o-hikidashi
| 2017-11-14 05:37
| 着・笛
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Comments(6)
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oshibanayoshimi at 2017-11-14 09:26
絹より上質、絹より高価な、木綿ですか!!! びっくり!!!
初耳です! 見てみたい、触ってみたい、着てみたい! そういえば・・・近頃、備後絣とか、久留米絣とか、びっくりする程高価ですよね・・・ 私、久米島が大好きで、30代40代は、仇のように着ていました。 今は・・・着る機会がありません。
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aomeumi at 2017-11-14 10:59
青目
歴史があるのですねぇ。情熱を注ぐ人がいた・・・それだけの魅力とやりがいのある仕事だったのでしょう。職人・・・いいですね。白州正子が着ると、いい感じですが・・・これは着こなせないでしょうね、一般人・・・私なら、ホームレスと間違えられてしまいそう。着る人に品格を求められる一品ですね。
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o-hikidashi at 2017-11-15 11:33
> oshibanayoshimiさん
衣擦れの音…などときものは絹と思っていました。 が、通の方は綿の着物も愛用されていました。 私も一重のメンサツを着てみましたが、思った以上に着やすいく触り波面とは思えません。 インドネシアのオールドバテックの手触りに似ていますー。 着物は意外に簡単で暖かいのですが。 空子さんも以前冬の間は着物と書かれていたような? 久米島、色や絣の具合が好きです。 家で無理ならクリーニングで、もっと安い料金ならバンバン着れるのですが…。
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o-hikidashi at 2017-11-15 11:39
> aomeumiさん
白洲正子さんは幾人かの著名な工芸家を育てたそうです。 ご存知と思いますが工芸品のお店も一時なさっていたそうです。 作家が頑張って作ってもそれを紹介し応援して育ててくれる人がいないと。 友人もより高級の綿薩摩を先日着ていましたが、ホント難しい…。 着る人に品格を求められる一品、だなと思いました。
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at 2017-11-16 08:07
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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o-hikidashi at 2018-02-02 08:48
> kitaoniさん
わわ、すみませんー。 今日ブログを何気なく読んでいたらコメントに気がつきました。 メンサツ、青目さんのコメント通り難しい着物でした。 着る人に品格、の言葉通り・・・。 京都のニアミス、残念ですー!
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