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2018年 12月 01日
十五年ほど前の秋のある日。 東京から丹波篠山に旅していた先輩(主人の同級生)と仕入れで大阪にいたワタシは京都で待ち合わせ。 ちょうど25日、北野天満宮の市天神さんを楽しみました。 夕食を食べながら「明日は着物の競りに寄って帰るけど貴女も行く?」 着物好きになり着ているので先輩は誘ってくれたんだろうけど・・・誰かが着ていた着物なんて嫌だなあ・・・。 と思ったものの、新幹線に乗る前にちょっ覗いてみようか。 軽い気持ちで競りのある安井金比羅宮の会場までついて行き、昼着の予定が帰宅は夜。 こんな世界があったのかと大興奮、急な用事で帰りは夜になると家に連絡し最後までワクワクドキドキもう夢中。 翌朝警察にすっ飛んでいき古物商の申請手続きをし、毎月大阪の仕入れなどを口実に競り通いが始まったのです。 ああ・・・あんなに楽しみに通った競りも本日限りでおしまい。 毎月賑やかに開催されていましたが数年ほど前から四季毎になりそして前回に終了宣言。 A氏は東京から京都に通われていたのですが、A氏とも賑やかな競り仲間?とも今日でお別れ。 山形から東京からと友人も残念がりながらやってきました。 京阪三条駅近くのランタナ、道ばたでわさわさと茂り花咲きいつも立ち止まります。 あれ?、実をつけるなんて初めて知りました。 讃岐の金毘羅さんともゆかりがあり讃岐国で崩御された崇徳上皇が祀られている安井金比羅宮。 東大路沿いにある鳥居をくぐり石の参道を進むと通い慣れた競りの会場となる広間に到着です。 通い始めた頃はさほど参拝者の姿も見かけなかったのですが、テレビで紹介されいまや凄い人。 最後の競りの朝なのに、車のトラブルが。 昨日高速道では気にならなかったのですが、車のブレーキを踏むと後輪の方からゴゴゴーと変な音。 朝出がけに給油の際見てもらったら、修理のできる大きな営業所に行きなさいとのこと。 ナビを頼りに行ったら、部品を取り寄せて修理するので車検証を。 渡すと、「あっ、車検9月に切れてますよ」 えーーーーー?!10月に京都に松本にと走ってるしと慌てていつも任せている会社に電話しました。 向こうの方もビックリ大慌て・・・結局翌日昼までに何とか車検を済ませてもらうことに。 電車を乗り継ぎやっと会場に着いたのは昼前。 遅れるし朝からのてんやわんやで最後の競りも気がつけばもう終わり・・・感傷に浸る間もなかった。 翌朝東京から来たYさんとモーニングを済ませ寺町通りを歩いていたら、いい香り。 大きな柊の木に白い花、木の下で思いっきり深呼吸~。 手続きがあるので早めに車検先に向かいました。 書類を書いた後、待ち時間は近くの『御霊神社』に参拝し御朱印を。 最初の狛犬、次の狛犬は苔むし古くその近くに芭蕉の句碑。 「半日は 神を友にや 年忘」 奥の神殿脇の狛犬は厳めしい顔。 神殿ではお宮参りの親子が並んで祝詞をあげてもらっていました。 神社の紋・・・桔梗紋のひとつかな? 紫の垂れ幕の紋も気になります。 神社の謂われにはイチハツ(鳶尾)が関係するとありましたが。 ここは応仁の乱の発端の地、古戦場跡だそうです。 1467年・・・年号の暗記は、”ひとよむなしい”応仁の乱。 ここから11年間の虚しい戦国時代に突入・・・京都には歴史を思い出させる場所がごく身近に。 境内を出ると正面に、”たいらか”じゃなかった”唐板・からいた” 薄い焼き菓子で昔は境内の中で販売いていたそうでYさんが購入。 やっと車を受け取り車内を確認して落胆・・・。 朝から見当たらなかった衝動買いの薔薇の花のストールが、ここにもない!・・・ガックリ 荷物を取りに戻り出発前の昼食。 お目当ては定休日だったので、久しぶりに京阪三条駅そばの『篠田屋』 ワタシはお気に入りの昔懐かしい中華そば、Yさんはカレーうどんのルーがカツにかかった名物皿盛り。 お店の前には幅広いの年齢層のお客さんが並び、ネットにもいろいろと。 京阪三条駅の古い写真、ワタシの40年以上前の学生時代に訪れていた頃は線路も地上にありこんな景色に近かった・・・。 散々な思いをした競り最終日。 スタッフの一人、強面の○さんが亡くなった競りの夜は馴染みのサロンで彼の好きだった『プカプカ』をみんなで歌ったり。 一〇周年記念では『京料理 木乃婦(きのぶ)』で大感動・・・競りでの日々は全く知らない素敵な世界を過ごさせていただきました。 刺し子のことも教えていただいたりと心からAさんと仲間達に感謝です。
by o-hikidashi
| 2018-12-01 23:07
| 着・笛
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Comments(9)
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at 2018-12-02 10:39
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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picoro1314 at 2018-12-02 14:35
安井の金比羅さんで競市があったことを薄っすら覚えていますが、うららさんに京都のことを教えてもらってあ〜懐かしいな〜と思うことがしばしばです
三条京阪の昔の写真は今の駅の姿よりmomの記憶に鮮明です 三条京阪駅の向かいに有ったベラミは青春の思い出の場所で、この写真を見てその当時が思い出されました
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komichi
at 2018-12-02 20:10
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maribabalondon at 2018-12-03 02:39
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o-hikidashi at 2018-12-03 13:03
>鍵コメさん
ありがとうございますー。 早速訪問、リンク先も拝見し元気が出ました。V 本格派の古着愛好者の方ですね。 競りに来ていた方も大半がそちら、ワタシが着るのは今風?なんで結構欲しいのを落とせましたー。 この方のようなモダンな着こなしは全く無理・・・デス。ーー
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o-hikidashi at 2018-12-03 13:09
> picoro1314さん
今見直したら、長い長いブログですね。汗 一週間文を載せたように長い・・・。 安井金比羅宮、行き始めた頃は静かな神社でしたが、パワースポットで紹介されたりで今や凄い人です。 京阪三条駅、ワタシも地上に電車の線路があった頃の記憶でしたので、時を経て行き驚きました。 ワタシは四季という喫茶でコーヒーを飲んだ記憶が・・・。
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o-hikidashi at 2018-12-03 13:16
>komichiさん
寂しくてガッカリですー。 車検切れを知らずに乗っていて軽症の事故を起こした方の話を聞きました。 自賠責でケガをした方にはなんとか、ですが歪んだガードレールなどにもきっちり請求が来て大変だったそう。 ワタシは車検切れが9月、自賠責は10月で切れてた・・・考えるとぞっとしましたー。
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o-hikidashi at 2018-12-03 13:32
>maribabalondonさん
昔の着物は染めも織りも柄も品質もよく素敵です。 競りでたっぷり目の保養をさせていただきましたー☆ スイス在住のバルテュス夫人はずっと着物で過ごされてますが、急にそちらで着るとなると・・・。ーー でも大切なお母さまの着物、持たれていたらいつか着るチャンスがある気がしますー☆
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jyon-non at 2018-12-11 16:42
うららさんは、人生豊かに深く魅惑的に・・まるでワインのように醸成されて生きてらっしゃる気がします。とてもとても手が届きません。アッパレです!
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