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2008年 07月 03日
以前から一度は行ってみたかった、『白骨温泉』
急に決まったことなので、順次問い合わせてもやはり満室。 以前問題があったり、施設や料理の割りに高い温泉宿と書かれていましたが、全国のなかでも人気の温泉でもあります。 諦めかかったところに「なぜか今週は空いています」との応答に、即予約したのは『山水館 湯川荘』 くねくねと曲がる道は雨と霧でより視界が悪く、やっとの思いでつり橋を渡り宿に着きました。 静かな山中、窓を開けるとごうごうと流れる水音がより激しくここ得ます。 窓の前、右手には花の終わった大きな木 左手には、白い山帽子の花が満開です さすが白骨温泉、宿に着いたときから硫黄の匂いがかすかにしていたのですが、その香りがまろやかなのです。 入浴後も体から香るのですが、きつくなくアロマテラピーのような柔かな硫黄臭。 部屋食にすると料金アップなので(それでも休日前のアップはなく、安いほうなのですが)、別部屋での食事にしました。 さほどに期待していなかったのに、地産地消の暖かい食事に思わず部屋にカメラを取りに帰ったほど。 奥のお皿のレモンの上は、蜂の子 (ーー;) 新潟産の鮭の洗い 付け醤油もこだわった地元産 朴の葉の手前は山芋を飛騨牛で巻いたもの これをゆっくり焼きます 自家製豆腐 蕎麦の実ののった柔かな蒸し饅頭 奥の穴は山葡萄 左はイナゴの佃煮 (ーー;) そして右がマタタビの塩漬け 熱々の岩魚の塩焼き アザミを初め近くの野草の天ぷら 先ほどの鮭の腹身 後はご飯にお漬物そして地元産の杏のシロップ漬け 白い花は料理についていたクレソン 料理もお湯も部屋も値段も接客も、納得のいい宿でした。 朝食も、出発前にいただいたPH67の湧水で煎れたコーヒーも美味しかったし。 難をいえばつり橋を渡る前が少し運転テクニックが必要、かな。 でもそこまでの道中を思えば、ほんの些細なことですが…。
by o-hikidashi
| 2008-07-03 21:24
| 旅
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Comments(2)
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